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EX予約の割引サービス

JR東海公式の割引サービス「早特」シリーズ

最終更新:2024/10/19 15:03:06

EX予約の全割引サービス一覧

割引

EX予約の会員であれば通常でも割引価格で新幹線に乗車できますが、更に割引になるサービスが会員向けに提供されています。
条件さえ合えば是非とも活用したいサービスです。

 

一昔前なら金券ショップで買って安く新幹線を利用するのが定番でしたが、現在はここで紹介するサービスが一番安く新幹線を利用できます。
宿とセットで予約する場合はこちらで紹介する方法でさらに安くできます。

 

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EX予約の割引サービス一覧

最新の割引サービス一覧

エクスプレス予約の割引サービス一覧
サービス名 購入期限 最低人数 備考
EX予約往復割引 1人 601㎞以上
EX早特1 3日前 1人 自由席
設定区間少
EX早特3 3日前 1人 グリーン車
長距離
EX早特7 7日前 1人 指定席
長距離
近場は人気区間なし
EX早特21ワイド 21日前 1人 指定席
区間多い
EX早特28ワイド 28日前 1人 指定席
区間少ないが最安
EXグリーン早特3ワイド 3日前 1人 のぞみ6時台、終日ひかりのグリーン車
EXこだまグリーン早特3 3日前 1人 こだまグリーン車のみ
EXのぞみファミリー早特3 3日前 2人 土日休日のみ
EXこだまファミリー早特3 3日前 2人 土日休日のみ。こだま号のみ

 

 

新旧サービスの比較表

過去に何度かサービス名が変わっているため、読み替え表を作りました。
左が最新の割引サービス名、右側が過去の同等サービス名です。

エクスプレス予約の新旧割引サービス比較表
新サービス名 旧サービス名
EX予約サービス(往復割引) EX予約サービス往復割引
→EX予約往復割引
EX早特1 NEW
EX早特3 IC早特(タイプA)
→EX早特
EX早特7 NEW
(廃止) IC早特(タイプB)
EX早特21ワイド EX早特21
→IC早特タイプ21
EX早特28ワイド NEW
EXグリーン早特3ワイド EXグリーン早特
→EXグリーン早特ワイド
EXこだまグリーン早特3 こだま☆楽旅IC早特
→EXこだまグリーン早特
EXのぞみファミリー早特3 EXファミリー早特
→EXのぞみファミリー早特
EXこだまファミリー早特3 一緒に☆こだま早特
→EXこだまファミリー早特

サービス名に付いている数字は、何日前までの予約かを表しています。

 

その他、ネーミング体系が統一されてわかりやすくなりました。わからなくなるので、これ以上変えないでほしいものです。

 

 

 

各割引サービスの概要

EX予約サービス(往復割引)

片道601km以上という距離の制限さえクリアできれば当日でも予約可能な割引引きサービスです。

 

片道601kmというと、東京から西明石より西になります。岡山、広島、博多などが主要駅になります。ここまでくると飛行機と新幹線のどちらで乗車するかを悩む距離です。
東海道新幹線の停車駅

 

新幹線の距離は新幹線の駅間の距離を検索するで紹介しています。

 

往復割引が使える区間の場合、EX予約の他の割引サービスとの比較で悩むことになると思います。特にEX早特7との比較です。

 

例えば東京~広島の場合、通常のEX予約なら19,180円ですが、EX早特21ワイドなら15,000円で利用できます。

 

以下に料金面での比較表をまとめておきます。

 

東京、広島間のEX往復割引とEX早得3との料金比較表
EX予約 往復割引 EX早特7(休日) EX早特21ワイド
19,180円 17,990円 15,790円 15,000円

凡例:

「EX予約」・・・EX予約の普通車指定席
「EX早特7」・・・土日祝日の料金。平日は16,190円

 

往復割引で行き(往路)に乗車後に帰り(復路)の変更も可能です。ただし、取り消す場合は往復割引専用の取り消し手数料がかかります。手数料一覧

 

私の場合、帰りは飛行機で帰るケースもあり、往復は敬遠しています。

 

 

EX早特1

乗車前日までの予約で自由席が安くなるサービスです。

 

例えば、東京・品川から乗車すると、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士、静岡、掛川、浜松、豊橋、米原が設定区間になります。

 

主要駅間の設定はほとんどありませんが、乗車もしくは下車の一方が主要駅であれば利用できます。

 

前日までに予約すれば目安として5%ぐらい割引されます。

 

 

EX早特3

乗車3日前までの予約で遠方までの区間をグリーン車で利用する割引サービスです。

 

個人的には利用することはないと思います。次に紹介する普通車よりも6000円近く高い料金設定なので。

 

普通にEX予約でグリーン車を利用するよりも安くはなります。例えば、東京から岡山の区間なら、通常23,290円が、20,740円になります。

 

 

EX早特7

JR東海が売り出している主力の割引商品。
何が主力かというと、飛行機との価格争いでの主力です。

 

例えば、(PR)格安航空券モールで航空機の価格を調べると東京~広島間が安い時期で16,000円です。
EX早特7だと15,790円。
めちゃくちゃ対抗した価格です。

 

EX早特7は7日前までに予約し、特定の区間に限って販売されています。
東京・品川・新横浜からの場合は、新大阪以西だと岡山・福山・広島・徳山・新山口・小倉・博多の7駅。名古屋以東だと三島・新富士・静岡・掛川・浜松の5駅です。

 

飛行機と対抗する長距離区間を狙った割引ですが、安いので乗る人は活用すべし。

 

 

 

EX早特21ワイド

21日前までの予約でかなり安く新幹線が乗れます。目安で15%ぐらい安い。
ただ、21日前って条件が厳しい。以前は乗車時間の制限もありましたが、「ワイド」という名がついて時間制約はなくなりました。

 

結婚式とか法事で予定が確定している場合はぜひとも利用したい。
区間も東京・品川から、名古屋・京都・新大阪はもちろん岡山・広島など主力駅はほとんどに設定されています。

 

 

類似の割引で「EX早特28ワイド」との違いは、設定区間です。「EX早特28ワイド」は東京・品川・新横浜から、名古屋、京都、新大阪の区間に限られています。「EX早特21ワイド」は新大阪よりも西にも区間が多い

 

 

EX早特28ワイド

28日前までの予約で、EX予約のサービスでは最も安く買えます。目安で17%ぐらいの割引です。

 

設定区間が限られているのが残念ですが、予定が早く決まっている場合はぜひご利用ください。

 

区間は、東京・品川または新横浜発、名古屋・京都・新大阪のみです。

 

 

EXグリーン早特3ワイド

乗車3日前までに予約し、のぞみか、ひかりを利用するとグリーン車が割引で乗れるサービスです。
以前は、乗車時間の制約がありましたが、名前が「ワイド」になってから時間制約はなくなりました。

 

列車の制約はありますが、グリーンで静かな車両で行きたい場合はつかえますが、料金があと少し安ければ利用者は大幅に増えるはずです。

 

東京~名古屋がEXグリーン早特だと11,830円。
窓口で購入する普通指定席が11,090円。
エクスプレス予約の普通指定席が10,110円。

 

せめて、窓口で購入する料金11,090円と同額であれば、自分でも納得できます。
それを解決するのが次にご紹介するEXこだまグリーン早特です。

 

 

 

EXこだまグリーン早特3

乗車3日前までに各駅停車の「こだま」を予約すれば、普通の指定席よりも安くなるのがEXこだまグリーン早特です。
時間は東京、名古屋間でプラス1時間かかりますが、時間に余裕あれば使えます。

 

もう少し早くついてほしい場合は、EXグリーン早特、時間は気にしなければEXこだまグリーン早特といった使い分けができます。

 

 

EXのぞみファミリー早特3

2人以上を3日前までに予約すると土日祝日が安く利用できる割引サービスです。

 

ファミリーとありますが、こども料金設定もあるだけで家族でなくても利用できます。
通常のEX予約よりも東京、名古屋が片道1,350円割引(大人)。大人数で週末に利用する場合は結構な割引になります。

 

 

 

 

EXこだまファミリー早特3

最も割引率が高いサービスです。
乗車日の3日前まで2名以上でこだまを利用すると大幅割引。
東京~名古屋が3,040円割引になります。

 

各駅停車のこだま利用利用になるので東京、名古屋で+1時間かかりますが、時間余裕あればかなりお得。

 

 

 

 

まとめ

9種類の割引サービスがありますが、行き先、時間の制約、早めの予約という3つの条件で絞られます。

 

行き先は妥協できないので、時間制約(時間がかかってもいい)、早めの予約(早く予定を決めてしまう)の2つが妥協できればお得に新幹線が利用できます。

 

一昔前は安く移動するなら金券ショップが代名詞でしたが、現在は壊滅状態。JRが回数券を廃止してネット予約に特化しているのがきっかけです。EX予約を利用するのが一番安く利用できます。

 

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