最終更新:2024/05/11 12:49:48
東海道新幹線のように海の近くを新幹線が走るようなところでは、新幹線の駅から海に行くということができます。
そうなると、サーフボードを持ち込んで、海でサーフィンでもしたいと考える人が出てきます。
しかし、サーフボードは2メートルほどあり、明らかに周囲に迷惑を与えるような大きさです。
そうした場合でもサーフボードを持ち込むことはできるのか、悩みどころです。
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新幹線に持ち込むことのできる荷物は、タテ、横、高さの合計が250センチ以下です。
大型のスーツケースなら余裕でクリアする大きさです。
加えて、長さが2メートルを超えてしまうようなものは持ち込むことができません。
しかし、これには例外があり、スポーツ用品や楽器、娯楽用品などは車内で立てて携帯できる代物であれば持ち込むことができます。
スポーツ用品、楽器、娯楽用品などは、長さの制限を超える場合であっても、車内で立てて携帯できるものは持ち込むことができます(専用の袋、ケースなどに収納するようにしてください)
東海旅客鉄道株式会社旅客営業規則 第308条
例えば弓道における弓などもその対象です。
この時には専用のケースに入れておく必要があるので、サーフボードを持ち込む際には専用のケースに収納してから乗りこむことになります。
新幹線内部で一番高いところで2.3mぐらいです。
(正確には計れてません。ごめんなさい)
ショートボードだけが現実的に持ち込めるサイズですね。
デッキ部分など天井が低いところは多くありますのでご注意を。
新幹線に持ち込むのが非常識と考えて躊躇する方もいるかもしれません。
私個人的な意見ですが、「まったく気になりません」!
長さがあるだけで占有スペースはそれ程かわりません。
流石に大型連休で乗車率が150%を超えるような場合だと気になりますが、普段はむしろサラリーマンが周りを気にせずに持ち歩いているキャリーケースの方が「おいおい」って思います。
周りに気を配って持ち込めば、私のように「おっ、いいな~」と思う程度ですよ。
やはり少数派ではあるので気遣いだけにはご注意を。
手回り品のルールは他にもあり、重さが30キロ以内、そして荷物は2個までと決まっています。
この際、杖やハンドバッグ、傘といった身の回りのものは含まれません。
サーフボードだと一人で2枚までは許されます。
2枚収納ケースを1つ一人で運ぶのが限界かと思います。
参考ですが、荷物が有料となるケースもあります。
それは犬や猫などの小型の動物を車内に持ち込む場合で、一回280円必要です。
その他ケースや重さに規則がありますので、詳しくは以下記事にてご紹介しています。
▽ペットの持ち込み→新幹線へのペットの持ち込み
新幹線にサーフボードは持ち込めないと思い込んでいる方もいらっしゃいますが、例外規定でちゃんと持ち込むことは許されています。
JRは個人がレジャーや休暇を楽しんでもらうために規定は緩くしてあり、逆に引っ越しや業務的な運搬に関しては厳しくしている傾向にあります。
サーフボードの持ち込みはできますが、その際には周りに十分配慮し、一言謝りの言葉を伝えるなどしておくことが求められます。
▽どこに置く?→東海道新幹線の荷物置き場
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