最終更新:2025/01/12 13:00:48
新幹線チケットを格安で購入する手段として「往復割引きっぷ」と呼ばれるタイプの切符があります。
区間によっては、通常料金の半額以下で発売されているものもあります。
窓口で切符を購入する際には、教えてくれるケースは少ないので、知らず知らずのうちに損しているかもしれません。
往復割引きっぷについて詳しくご紹介します。
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新幹線のきっぷを往復で購入する場合に特定の条件であれば割引価格で購入することができます。
新幹線で活用できる往復割引には大きくは2種類あります。
乗車券が特定距離以上で割引になる「往復乗車券」と、企画的な切符として特急券も含めて割引となる「往復割引きっぷ」の2種類です。
片道601km以上の乗車区間を往復で購入すれば1割引きになります。乗車区間は新幹線だけでなく、JR在来線も含まれます。JRの新幹線と在来線を合わせた距離を含めての営業距離です。
(例)東京から新大阪まで新幹線を利用し、新大阪からJR神戸線で西明石まで行った場合も有効です
以下例でルート①、ルート②のいずれの乗車方法でも往復割引が有効です。
601kmの目安ですが相当な距離です。
切符を購入する場合に窓口であれば、「往復で」と言えば買えます。自動券売機であれば「往復」を選択します。
往復割引きっぷは、JRか限られた区間で発売している格安な切符です。特別企画乗車券(通称:お得なきっぷ)と分類される切符で、期間限定や利用可能な時期、土日限定など多くの種類があります。
区間や種類によってルールが違いますので、特に有効期限と払い戻しや乗り越しに関して注意が必要です。
東海道新幹線で利用できる割引きっぷをご紹介します。
名称 | 出発 | 到着 | 備考 |
---|---|---|---|
新城・本長篠往復きっぷ | 名古屋 | 豊橋 | 新幹線利用は追加費用が必要 豊橋から先は在来線利用 |
立山黒部アルペンきっぷ | 静岡 浜松 |
名古屋 | 名古屋から在来線利用 |
京都 新大阪 |
名古屋 | ||
姫路 | 新大阪 | 新大阪から在来線利用 | |
新幹線豊橋往復きっぷ | 名古屋 | 豊橋 | 新幹線を利用しない「豊橋往復きっぷ」と混同注意 |
新幹線名古屋往復きっぷ | 豊橋 | 名古屋 | 新幹線を利用しない「名古屋往復きっぷ」と混同注意 |
北陸観光フリーきっぷ | 名古屋 浜松 静岡 |
米原 | 米原からは在来線 |
(注1)神姫ゾーン・・・新神戸・西明石・姫路
1つ1つの割引きっぷにはそれぞれルールがあります。
通常のきっぷには無いようなルールで、例えば乗り越ししてしまうと切符が無効となってしまうなどがあります。
ご利用の際はくれぐれも駅で確認するか、公式ホームページでご確認の上、ご利用下さい。
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