名古屋から豊橋を新幹線で安く 約半額になる往復切符

JR東海のお得な切符の一つ、往復割引きっぷで名古屋-豊橋間が激安の新幹線豊橋往復きっぷ
最終更新:2023/05/14 11:13:09

名古屋から豊橋を新幹線で安く利用できる往復切符

花のまち豊橋

愛知県豊橋市は、37万人と東三河地区の人口の約半分を占める中心都市で、名古屋市から70km程度東に位置します。

 

名古屋駅からJR東海道本線の新快速で1時間程度。新幹線であれば20~30分程度です。

 

名古屋と豊橋間を新幹線で利用する場合に絶対に利用すべき往復きっぷをご紹介します。その名も「新幹線豊橋往復きっぷ」、「新幹線名古屋往復きっぷ」。通常に買う場合の約半額になります。

 

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名古屋と豊橋間を往復する4種類のお得なきっぷ

往復切符とは行き、帰りの往復をまとめて買うと安くなるタイプの割引制度で全国的にいくつか種類があります。有名なのは「往復乗車券」で片道601km以上だと行き、帰りがそれぞれ10%安くなります。

 

この往復割引の制度が名古屋、豊橋間で昔から設定されていて、現在4つの種類が発売されています。違いは新幹線を利用するかどうかと、名古屋もしくは豊橋のどちらから出発するのかの違いで4種類あります。

 

購入する際は間違えないようご注意ください。

 

名古屋、豊橋間の4種類の往復きっぷ
きっぷの種類 出発駅 到着駅 新幹線の利用
新幹線豊橋往復きっぷ 名古屋市内 豊橋~豊川、二川
新幹線名古屋往復きっぷ 豊橋~豊川、二川 名古屋市内
豊橋往復きっぷ 名古屋市内 豊橋~豊川、二川
名古屋往復きっぷ 豊橋~豊川、二川 名古屋市内

 

豊橋往復きっぷ、名古屋往復きっぷは、それぞれ片道390円追加することで新幹線に乗車することもできます。
行きは新幹線で急いで行き、帰りは快速でゆっくり帰ってくることもできます。

 

 

新幹線豊橋往復きっぷの例↓
新幹線豊橋往復きっぷ

 

豊橋往復きっぷの例↓
豊橋往復きっぷ
新幹線は利用できない旨が記載されています。

 

新幹線タイプでは「往・復」の記載ですが、通常のタイプは「ゆき・かえり」となぜか違う。「往」が行きで、「復」が帰りです。「ゆき・かえり」の方が断然わかりやすいですね。

 

 

 

新幹線豊橋往復きっぷ

「新幹線豊橋往復きっぷ」は、JRが年中発売しているお得なきっぷの1つで、名古屋~豊橋の往復が約半額で購入できます。

 

名古屋を起点に出発するのが「新幹線豊橋往復きっぷ」で、豊橋起点で往復するのが「新幹線名古屋往復きっぷ」です。

 

料金と比較表

名古屋、豊橋間の往復料金を一覧化しました。下記は鉄道による移動手段の全パターンになります。

 

名古屋、豊橋の鉄道料金一覧(往復)
きっぷの種類 おとな こども
新幹線豊橋往復きっぷ
(土日祝日)
2,360円 1,180円
新幹線豊橋往復きっぷ
(平日)
2,940円 1,460円
豊橋往復きっぷ
(土日祝日)
1,560円 780円
豊橋往復きっぷ
(平日)
1,900円 940円
新幹線自由席(通常価格) 4,660円
(2,330円x2)
2,330円
(1,160円x2)
新幹線自由席(EX予約 4,660円
(2,330円x2)
2,330円
(1,160円x2)
JR東海道本線 2,680円
(1,340円x2)
1,340円
(670円x2)
名鉄名古屋本線 2,280円
(1,140円x2)
1,140円
(570円x2)

往復券は休日と平日で価格が違います。
休日であれば、料金的には新幹線の片道分で往復でき、更にJR東海道本線(在来線)よりも安く新幹線に乗れてしまいます。

 

 

購入方法

名古屋起点の「新幹線 豊橋往復きっぷ」は名古屋市内の各駅。
豊橋起点の「新幹線 名古屋往復きっぷ」は、豊橋、二川、牛久保、豊川の各駅とジェイアール東海ツアーズ豊橋支店で発売されています。

 

購入は当日に限られており、利用する日に駅で買う方法になります。駅では窓口または、自動券売機でも購入することができます。

 

 

購入時には間違えないで購入してください。

 

私も初めて利用したとき、「新幹線豊橋往復きっぷ!」と伝えたつもりでしたが「豊橋往復きっぷ」を渡されました。
ん?安いなと思って改札入る寸前に気付いて取り換えてもらいました。

 

 

切符の使い方

特別な利用方法はありませんが、往復券で行きは「往」のマークがある方を使い、帰りは「復」を使います。
新幹線の利用であれば特急券と乗車券が1体となった一葉券なので1枚だけ改札に通します。

 

 

 

利用時の注意点

乗り越し・途中下車は不可

かなり安い切符なので、この往復切符で乗り越して使おうかと考えましたが無理です。
乗り越しや途中下車はできないので、万が一乗り越して浜松まで行った場合には、正規料金を徴収されます。

 

どうしてもという場合は豊橋で一度改札を出れば可能ですが、次の列車が来るまで30分程待つ必要もあり、そこまでするのも面倒です。

 

 

払い戻し

払い戻しの手数料を一覧化しました。自己責任でご活用ください。計算間違いなどありましたらご指摘いただけるとうれしいです。

 

未使用(行き、帰りがまま残っている)

買ったまま、行き、帰りがそのまま残っていれば660円もしくは220円の手数料で払い戻しできます。
新幹線を利用するタイプの往復切符なら660円、新幹線以外なら220円。

名古屋、豊橋の往復切符の払い戻し手数料
きっぷの種類 手数料額 おとな払戻し額 こども払戻し額
新幹線豊橋往復きっぷ
(土日祝日)
660円 1,700円 520円
新幹線豊橋往復きっぷ
(平日)
660円 2,280円 800円
豊橋往復きっぷ
(土日祝日)
220円 1,340円 560円
豊橋往復きっぷ
(平日)
220円 1,680円 720円

 

行きだけ使用(帰りの切符が残っている)

計算した結果が下記の通りで複雑です。もともと約半額になる割引切符なので行きだけ使ってしまうとほとんど払い戻しはありません。
計算は行きの料金分を販売額から差し引いて、さらに手数料220円から440円払います。

名古屋、豊橋の往復切符の払い戻し手数料(使用開始)
きっぷの種類 手数料額
(こども手数料)
おとな払戻し額 こども払戻し額
新幹線豊橋往復きっぷ
(土日祝日)
2,770円
1,600円
0円 0円
新幹線豊橋往復きっぷ
(平日)
2,770円
1,600円
170円 0円
豊橋往復きっぷ
(土日祝日)
1,560円
890円
0円 0円
豊橋往復きっぷ
(平日)
1,560円
890円
340円 50円

有効期限が当日限りなので何とか払い戻しはしましょう。金券ショップ、ネットでは当日分なので買取はしてくれません。

 

 

 

まとめ

名古屋から豊橋や、豊橋から名古屋へ電車で移動する場合は絶対に利用すべき切符です。

 

新幹線も自由席ですが、逆に指定席だと時間を気にする必要があるので自由席の方がありがたいです。

 

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