最終更新:2024/10/19 15:03:06
何らかの事情で切符の払い戻しが必要な場合には手数料が必要です。
窓口や自動券売機で購入した場合は最低でも220円、前日から当日になると最大で購入時の半額ぐらい手数料が必要になります。
手数料はJRに対しての支払いになるため、手数料分の領収書も当然発行してもらうことができます。
また、払い戻し時に購入時にもらった領収書は返す必要があるのでしょうか?
答えは不要です。
本記事で払い戻しの際の領収書の扱いについてご紹介します。
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JRきっぷの払い戻しができる窓口で見つけた払い戻し料金の一覧。↑
以下の表は東海道新幹線に限定したきっぷとエクスプレス予約を追加した一覧です。
きっぷの種類 | 払い戻し条件 | 手数料 |
---|---|---|
普通乗車券、回数乗車券、自由席特急券、自由席グリーン券 | 使用開始前で有効期間内 | 220円 |
指定席特急券、指定席グリーン券、指定席券、e特急券 | 列車出発日の2日前まで | 340円 |
出発日の前日から出発時刻まで | 30% ただし最低340円 |
|
EX予約サービスの指定席 | 列車発車時刻まで | 320円 |
EX予約サービスの自由席 | 乗車日当日中 | 320円 |
今回、実際に試したのは「指定席特急券」で「列車出発日の2日前」なので手数料は340円です。乗車券は購入していません。
みどりの窓口に並んで発行してもらった領収書です。払い戻し手数料340円分でレシートのような紙です。
東海道新幹線では、「みどり窓口」でしか払い戻しできません。自動券売機では払い戻しはできません。JR東日本の新幹線では可能ですが、それ以外は窓口のみです。
窓口で払い戻す際に係りの人に「領収書下さい」とちゃんと言わないともらえないのでご注意下さい。
上記のきっぷは払い戻しを行った元のきっぷです。自動券売機で、現金にて購入した指定席特急券です。名古屋~京都間で2日前までの払い戻しなので、区間や購入金額に関係なく340円が払い戻し手数料です。前日~当日に払い戻しをすると、購入価格の30%が手数料になります。
特急券を購入した際に自動券売機より発券した領収書です。払い戻しを行っても提示を求められたり回収されたりすることはありません。
現金で購入したきっぷの払い戻しは現金です。クレジットカードで購入したきっぷは、クレジットカードで精算になります。精算は購入価格と同額がカード会社よりマイナス決済され相殺されます。
(例)カード利用明細
2024年4月25日 JRトウカイ 10,000円
2024年4月25日 JRトウカイ -10,000円
カードで購入しても現金で払い戻しできないのはルールがあるからです。お金に困った人がクレジットカードで換金する人が多くて問題となったため、現在はカード購入の場合に現金で払い戻すことは禁止されています。
払い戻し手数料は別途支払います。その際に手数料をカード払いすることも現金支払いとすることも自由に選ぶことができます。
出張の際に、新幹線で経費を請求しておいて、安い高速バスで移動するパターンなんって例もあります。
(知り合いの知り合いがやっていました)
新幹線のチケットを購入した際に領収書をもらって直ぐに払い戻します。そうすると領収書は手元に残るので、それで経費請求する。(らしい)
払い戻し手数料だけで新幹線とバスの差額の一万円ぐらいが片道でお小遣いになります。(らしい)
たとえ会社が裏付けのためにJRに問い合わせなどしても無記名のきっぷを誰が買ったのかなどわからないのでバレません。裏付けができないので、私の会社では新幹線の領収書は提出不要です。申告した額が貰えます。
今回、この記事のために実際に領収書の発行をためしました。
あまり頻度はありませんが、払い戻しが必要になった場合はきちんと領収書をもらって経費請求をしましょう。
購入時の領収書は返す必要はありませんが、悪用はNGですよ。
また、経費をちょろまかすのもダメ。
自己責任の世界です。
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