最終更新:2025/02/08 05:56:09
最終更新:2024年12月27日
年末年始の新幹線は最も混雑を感じる時期です。利用者数ではお盆が1番ですが、体感では年末が一番混みます。なぜなら、冬の厚着とお土産で荷物が皆多いからです。駅も場所も荷物で混雑を感じます。
2024年末、2025年始の混雑ピークや空席状況、混雑状況についてまとめています。
今年も「のぞみ全席指定席」で運行されます。その注意点も記載します。
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東京→新大阪方面(下り)のピークは12月28日午前中。朝7時台から夕方15時台まで満席です。
始発6時台や、翌日29日、30日は6時台、いずれの日の夕方16時以降であれば空席がまだあります。
東海道新幹線 下り(東京→新大阪) |
|||
発車日 | 普通指定 | グリーン | 発売開始 |
12月26日(木) | ○ | ○ | 終了 |
12月27日(金) | ✕ | ○ | 発売中 (11/27~) |
12月28日(土) | ✕ | ✕ | 発売中 (11/28~) |
12月29日(日) | ✕ | ✕ | 発売中 (11/29~) |
12月30日(月) | ✕ | ✕ | 発売中 (11/30~) |
12月31日(火) | ✕ | △ | 発売中 (12/1~) |
1月1日(火) | ○ | ○ | 発売中 (12/1~) |
凡例:〇:空席有,△:残席少,✖:満席,-:対象無 |
本情報はJRサイバーステーションを情報源とした目安です。正確な情報はご自身でご確認下さい。
日別、時間帯別の混雑状況(2024年12月27日現在)
ピークの28日に限らず、16時頃まで混雑しています。今からであれば早朝6時台か、17時以降をおすすめします。
上りは2024年1月4日がピーク。朝9時から終電間際まで満席です。上りの場合はどの日も午前中の早い時間はまだ空席があります。
東海道新幹線 上り(新大阪→東京) |
|||
発車日 | 普通席 | グリーン席 | 発売開始日 |
1月1日(水) | ○ | ○ | 発売中 (12/1~) |
1月2日(木) | ✕ | ○ | 発売中 (12/2~) |
1月3日(金) | ✕ | △ | 発売中 (12/3~) |
1月4日(土) | ✕ | △ | 発売中 (12/4~) |
1月5日(日) | ✕ | ○ | 発売中 (12/5~) |
凡例:〇:空席有,△:残席少,✖:満席,-:対象無 |
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日別、時間帯別の混雑状況(2024年12月27日現在)
上りは3,4日に集中しています。年始は午前中が空いているため、午前中早くの移動がおすすめです。
2024年12月27日(金)から、2024年1月5日(日)の東海道新幹線、山陽新幹線はすべて指定席で運行されます。
大型連休「のぞみ」号全席指定。昨年から始まった試みです。事前に指定席を予約していないと利用できません。「のぞみ」号に限りますので、「ひかり」「こだま」は自由席があります。
普段は、自由席を利用している人は衝撃ですね。事前の予約となんと言っても料金が高くなります。今年はさらに年末年始の混雑期は値上げしているため、ダブルで出費が増えます。
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などサービスを利用して事前に指定席を確保してください!そうしないと乗れません!
年末の下り一番人気は連休初日です。12月28日に集中します。午前中の9時台が人気です。28日も同じぐらい混雑がみられますが若干27日よりも空きます。
2020年からはコロナで利用者が激減していましたが、現在は利用者が戻っています。
年明けの上り列車は例年1月3日が混雑します。年明けは休み終わり直前よりも、数日前がピークを迎えます。
なぜかというと、帰省で正月は実家に長いしづらいのと、両側の両親への挨拶。あとは自宅でゆっくりしたいというのが主な理由です。何十年前からこの傾向がみられます。
年々、チケットの予約で席がなくなるのが早まっており、年末は販売開始から3、4日以内には予約が必要です。
1人での移動なら余裕はありますが、複数名の並び席の場合はすぐに予約すべきです。
予約が早まっている理由として、ネット予約の普及はもちろんのこと、2017年から事前予約サービスがJR東海で始まったのが境です。事前予約とは自動で座席を抽選してくれるサービスです。
12月28日に乗車するのであれば、発売開始は1か月前の11月28日の10時。25日に乗車する場合は11月25日の10時からです。できれば当日中に予約してしまいましょう。決まっていなくても後で変更すれば良いです。
ピークの日でも夕方以降は席が残っています。ネットで簡単に予約変更もできるため、最近では直前まで空席が出る可能性があります。出遅れた人もあきらめずに予約してみましょう。
混雑して午前中に乗るよりも、時間がゆるされるなら夕方がおすすめです。
元旦はさすがに移動する人はほとんどいなく、新幹線は空席だらけです。上り列車も下り列車も同じです。
危ないのは、年明けの座席は一気に埋まることです。
年末帰省の予定は早めに決めて新幹線の予約もすぐに埋まりますが、年明けは埋まるタイミングは遅いですが、12月中旬ごろには一気にうまります。そして、仕事もあるので一度埋まると空席がなかなか出ません。
仮でも予約しておくことをおすすめします。
また、年明けの上り列車は午後が人気です。午前中で移動できるひとは昼前までに移動をお勧めします。
本サイトを運営開始してから9年。毎年の傾向から予測します。
会社による差はありますが、官公庁では土日別に12/29~1/3がお休みと法律で決められています。今年は一般企業は12/27からお休みの会社が中心で、最も長い自動車製造関連は12/27~1/5の10連休です。
年末年始は家族で帰省が多いため、お父さんのお勤めが影響します。毎年の傾向と会社のお休みから予測します。
2024年末は公務員の方も28日からの休みで混雑が集中します。週の早いタイミングで休みが始まると、有給をくっつける人が増えて分散されますが、今年は自動車関連の27日(金)と28日(土)に休み開始が集中するので新幹線混雑もそこに集中します。
時間帯では、下りは必ず午前中が混雑します。旅先のチェックイン時間や、実家の到着時間から、移動は早めにしたい方が多いからです。帰りは逆に夕方です。
過去の乗車率ではコロナ前は180%でしたが、今年はピーク時に160%程度と予想します。
2025年の年始は比較的分散しますが、最も混雑するのは3日、4日です。時間帯は連休前後のいつものパターンで午後がピークですが、集中するため最終的には始発列車まで混雑が及びます。
年明けはいつも2日、3日に集中しますが、2025年は4日が土曜日で、5日が日曜日なので分散しやすいカレンダーです。
また、上りの特徴として午後以降は終電まで席が埋まるケースが多いです。早朝の時間帯しか席がなくなります。
新幹線の切符販売は1か月前の朝10時から全国一斉に可能となります。
これはエクスプレス予約、その他のネット予約や窓口での販売でも全て公平にスタートを切ります。
2024年帰省の予約が可能となる、11月27日の朝10時頃(カレンダーによって多少日の前後はある)はネット予約のエクスプレス予約も繋がりにくくなります。
また、Uターンラッシュの時期の予約が12月2日頃に発売開始となり、接続しにくくなります。
2017年から東海道新幹線でも事前予約制度がサービス開始されました。
通常、新幹線指定席券の発売は1か月前の10時からですが、その更に1週間前から申し込めるのが事前予約です。
エクスプレス予約だけでなく、えきねっと、e5489、JR九州など全国各社でサービスされています。
予約サービス名 | JR | 事前予約の期間 | 利用するには |
---|---|---|---|
えきねっと | JR東日本 | 発売の1週間前5時30分から | えきねっとの会員登録(無料) |
エクスプレス予約 | JR東海 | 発売の1週間前5時30分から | 2017年9月2日よりサービス開始開始。エクスプレス予約の会員登録 |
e5489 | JR西日本 | 発売の1週間前5時30分から | e5489の会員登録 |
JR九州インターネット予約サービス | JR九州 | 発売の1週間前10時から | JR九州の会員登録 |
事前予約は申し込むだけ!確定していません!
一定数の座席が抽選で発売され、落選した人は席がありません。
例えば、12月29日乗車であれば、発売日は11/29。事前予約は11/22からです。
11/22に申し込んでも、11/28に申し込んでも当選確率は同じです。発売日の11/29日の10時に抽選され、メールで結果が通知されます。
私の場合はこの制度が嫌いです。
移動する必要があるのに、落選した場合は即、自分で予約が必要だからです。また、座席も選べないので、初めから予約した方が無難が気がします。
詳しくは、新幹線の事前予約制度とはをご参照ください。
年末年始は指定席が通常よりも200円から400円高くなります。(自由席は料金変動はありません)
全国のJRでは閑散期、繁忙期、最繁忙期を毎年カレンダーから決めており、下記の通りです。
主要区間の料金は以下のとおりです。
種類 | 乗車券 | 特急料金 | 総額 |
---|---|---|---|
自由席 | 6,380円 | 4,180円 | 10,560円 |
指定席 (ひかり) (こだま) |
6,380円 | 4,710円 +200-400円 |
11,290円 |
指定席 (のぞみ) |
6,380円 | 4,920円 +200-400円 |
11,500円 |
※グリーン料金は上記にプラス4,190円
種類 | 乗車券 | 特急料金 | 総額 |
---|---|---|---|
自由席 | 8,360円 | 4,960円 | 13,320円 |
指定席 (ひかり) (こだま) |
8,360円 | 5,490円 +200-400円 |
14,050円 |
指定席 (のぞみ) |
8,360円 | 5,810円 +200-400円 |
14,370円 |
※グリーン料金は上記にプラス5,400円
種類 | 乗車券 | 特急料金 | 総額 |
---|---|---|---|
自由席 | 8,910円 | 4,960円 | 13,870円 |
指定席 (ひかり) (こだま) |
8,910円 | 5,490円 +200円 |
14,600円 |
指定席 (のぞみ) |
8,910円 | 5,810円 +200円 |
14,920円 |
※グリーン料金は上記にプラス5,400円
エクスプレス予約などのネット予約サービスで発売日にまずはどの席でもよいので確保します。
その後予約変更でよい席に変える作戦がおすすめです。
詳しくは新幹線の混雑時期に指定席を予約しやすくする5つのポイントでご紹介してます。
窓口で購入するのは避け、券売機で買う方が並ばずに早く予約できるのでお勧めです。
窓口は有人なので、相談しながら購入することはできますが、予約しやすいということはなく、ネット予約に出遅れることになります。
今年は年始の1日が月曜日なのでまずまずのカレンダー。個人的には年始の休みが長いほうが楽なんですよね。それでも年末年始は年間の中でも一番「休暇」って感じで楽しみですね。
年末年始の新幹線は混みます。実際はお盆の方が利用者は多いのですが、年末年始はコートやお土産など、荷物が多い方がほとんどなので余計に混雑を感じます。
乗るのであれば、1か月前10時の発売日に予定を決めるよりも先に予約を優先して、新幹線に合わせて予定を立てるのがベストです。
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