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子供連れのおすすめな席

東海道新幹線に子供連れで乗車する場合の快適な位置をご紹介

最終更新:2025/08/03 03:27:57

子供連れの場合におすすめな席

子供連れで新幹線に乗るのって、周りに迷惑をかけないか心配になりますよね。

 

私も初めて子どもと乗ったときは、泣いたり騒いだりしないか不安でいっぱいでした。外ではめったに泣かない子でしたが、新幹線だけは別。普段と違う環境だからか、乗ってみないとわからないものです。

 

うちの子はもう大きくなりましたが、長男が6歳、次男が1歳の頃から何度も新幹線を利用しました。

 

2025年現在、座席の状況は以前とは変わっています。
この記事では、最新の情報に基づいた、子連れにおすすめの座席を紹介します。

 

新幹線での移動が、少しでも楽になるヒントになれば嬉しいです。

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我が家の教訓|子どもがいる場合の座席選び

赤ちゃんがいる場合

新幹線の車両の前後3列席
赤ちゃんがいる場合は各車両の前後1~3列以内のドアに近い席がおすすめです。

 

走行中の新幹線は思っている以上に揺れます。車両の中央だと、泣き出したときにデッキまで移動するのが大変ですが、すぐに出られる席なら気持ちに少し余裕が生まれます。

 

また、窓側の席だと、子どもを抱えたまま通路側の人に席を立ってもらう必要があるので、通路側の席が必須です。夫婦など大人2人で乗る場合は、2人席のD席とE席を並びで予約すると良いでしょう。

 

予約の際は座席番号にご注意ください。窓口なら「前の方か、後ろの方」「通路側」と伝えれば、スムーズに対応してもらえます。

 

座席番号について(参考)

新幹線の座席番号は、3つの番号で組み合わせて表現します。例として「6号車1番C席」です。

 

「号車」は、東京駅を起点に西(新大阪・博多方面)が常に1号車。例では6号車なので6両目の車両。

 

「番」は車両の座席番号。進行方向に対しての前から何番目の列かを表します。常に1番が新大阪・博多方面です。号車によって座席数の違いがあり、1番~最大20番まであります。

 

「席」は横並びの席の位置。A,B,C,D,Eと5席あります(一部はA,B,C,D席まで4席)。

 

 

 

5歳児前後がいる場合

新幹線の車両の前列席
子供が少し大きくなって動き回るようになると新たに心配事がでてきます。前の座席を蹴ったり、テーブルを開いたり閉じたりするのです。
座席を後ろからけられたりするとかなり不快です。座っている人に迷惑をかけてしまいます。

 

我が家では蹴っても迷惑にならない一番前の席を探します。一番前の座席は壁なので心配事を一つ減らすことができます。
新幹線一番前の座席

 

 

親1人で幼児を連れて乗る場合

親が1人の場合、2人席や3人席を占領するのは難しくなります。
幼児の座席も予約すれば良いのですが、費用が気になるところです。

 

この場合も、やはりすぐにデッキに出られる席を確保するのが大事です。
特におすすめなのは、3人席の通路側。
2人席の窓側は人気が高く、隣に人が座る確率が高いので、お互い気を使ってしまうことがあります。

 

ちなみに、最初は授乳のために窓側の席が良いと考えていましたが、妻は「授乳よりもすぐに出られる席が良い」と言います。
たしかに、授乳は多くても1回ですが、泣き出す回数やタイミングは予測できません。
この意見には納得でした。

 

 

ベビーカーをもって乗る場合

特大荷物スペース
ベビーカーを置くスペースとして最も便利なのが、各車両の最後尾の座席です。指定席では「特大荷物スペースつき座席」と呼ばれ、事前予約が必要です。
(※2020年5月までは早い者勝ちでした)

 

特大荷物スペースは、本来、3辺の合計が160cmを超える荷物を持つ方向けのスペースですが、ベビーカーや自転車、楽器などでも利用が認められています。
JR公式サイト:特大荷物スペース

 

各車両の最後尾にスペースがあり、そこにベビーカーを置いておけば、降りるときも安心です。

 

注意点として、最後尾の座席とセットで予約する必要がある点です。駅の券売機、窓口、EX予約、スマートEXのいずれでも予約できます。

 

新幹線の頭上荷物棚
その他の方法としては、頭上の荷物棚にベビーカーを置く方法もあります。荷物棚は奥行き42cmあるので折りたためるベビーカーなら問題ありません。あとは頭上に持ち上げられるかどうかです。抱っこしながらや、混んでいると厳しい場合があります。

 

 

 

おすすめな座席

1番に探す席

11号車と12号車の間のデッキ
下り列車(新大阪・博多方面)に乗車する場合はこちらが一番おすすめです。
大人1人のワンオペなら12号車1番C席です。次に12号車1番D席。

 

大人2人なら12号車1番D席とE席を横並びで確保します。空いていなければ12号車1番B席とC席。

 

理由は11号車と12号車の間のデッキが広いこと。更に、ゴミ箱、多機能トイレもある点です。他にも11号車、12号車はデッキなど設備がある分、座席数が少ないく、万が一の場合に迷惑をかける人が少ないことがあげられます。

 

 

上り列車(東京方面)の場合は新幹線の進行方向が逆向きになります。子供が座席を蹴ったりするのが心配であれば他の車両の最前列を探してください。12号車であれば20番D席、E席です。

 

以前はこの12号車の座席は不人気でした。予約時の座席配置ではトイレが無いように見えるためです。ところが実は11号車の写真とつながっているのでトイレは12号車側にあります。

 

現在、12号車はJRも子供連れ向けにしつつあります。大型連休にはお子さま連れ車両といって、子供連れの方が集まるように取り組んでいます。

 

 

2番目に探す席

2番候補としては、私は11号車の1番D席、E席、C席を探します。満席であれば、11号席の通路側を探します。上りでも下り列車でも同じ。

 

11号車は、座席数が一番少ない(人が少ない)のが理由です。11号車には車いす固定用スペースがあり、またデッキが広く作られている分、座席が一番少なくなっています。一番座席数が多い車両は100席、11号車は約60席です。

 

もう一つの理由は子供連れが11号車は多い点です。11号車の12番、13番座席は車いす専用席ですが、以前は誰でも利用できました。今でもその名残から11号車を利用する子供連れの方を多く見かけます。11号車は公式に体の不自由な方や、子供連れ優先列車としてくれるといいのに。

 

JR東海の公式ページでも11号車の車いす用席は、ベビーカーでは利用できない点は明記されていません。問い合わせすると、「車いす専用なのでベビーカーは利用できない」というご回答でした。今でもその座席をすすめる情報がネットにありますが、情報が古い。現在は車いすの方専用です。EX予約、スマートEXで予約しようとすると警告が表示されます。

公式:「車いす対応座席」の予約

 

 

3番目以降に探す席

あとは以下の条件で座席を探します。

  • 通路側の座席
  • 前後デッキが近い座席
  • トイレが近い位置

出入り口付近の通路側に子供連れの方がいる確率は高いです。
乗下車がしやすく、また子供が泣いた場合に車両デッキ部分へ直ぐ行けるのがおすすめする理由です。

 

例えば、トイレが違い普通車両の座席は下記のとおりです。
1号車13番A~E席
2号車1番A~E席
3号車17番A~E席
4号車1番A~E席
5号車18番A~E席
6号車1番A~E席
11号車13番A~E席
12号車1番A~E席
13号車18番A~E席
14号車1番A~E席
15号車16番A~E席
16号車1番A~E席
実際の車両編成は、JR公式の車両編成を見てもらえるとわかりやすいです。

 

 

できれば避けたい車両

7号車、8号車、9号車、10号車

 

7号車はs-works車両といって、ビジネスマン向けの車両です。s-works車両とはビジネスマン向けの車両。要するにパソコンのキーボード音、通話などある程度容認されています。学生の方も比較的よく利用していますが、お互いのためにも避けましょう。

 

8号車~10号車はグリーン席です。ここは子供連れは避けたた方がいいです。本記事の後半でも触れますが、静かに乗車したいそれなりの人が乗車しています。

 

以前、3号車、7号車、10号車(グリーン)、15号車には新幹線の列車内に喫煙ルームがありました。当時はこれらの車両に乗ると、タバコを吸った人のにおいが結構きついと苦手な人は避けていました。
2024年3月で列車内の喫煙ルームはすべて撤去されたので、関係ありません。

 

 

 

自由席の利用について

東京駅や新大阪駅など始発列車が多い駅から乗る場合、空いている日時なら指定席よりもおすすめです。連休以外の火曜日~木曜日の平日日中であれば自由席の方が快適になります。

 

自由席は子供分の座席を予約していなくても空いていれば席を使うことができます。

 

空いている時期の目安としては、「閑散期」を目安に探してみてください。
次の記事でカレンダーを掲載しています。新幹線の繁忙期と閑散期の時期と料金
新幹線は混んでいる時期は高く、空いている時期は料金を一部安くしています。

 

時間帯は、すいているのは下記(かなり月と曜日やイベントなどでかなりバラツキます。目安で)

  • 下り列車・・・12:00~16:00
  • 上り列車・・・午前中

 

 

 

子供連れでグリーン車の利用は避ける

子供連れでのグリーン車はおすすめしません。過去に妻と子供だけで帰省する際によかれと思い予約したのですが、かなり妻からは不評でした。

 

理由は下記があげられます

  • かなり静かで空いているので他の乗客に気をつかう
  • 座席の間の肘掛けがあげられないので逆に狭い
  • 隣席でも空き席の利用に厳しい(車掌さんに注意された)

 

上記は大型連休以外のタイミングの場合です。大型連休の混雑時はグリーン利用も問題ありません。
大型連休は席が予約できなかった人がグリーンを予約し始めます。混んでいる時間帯の大型連休前後であれば子供もみかけますので避けられなければグリーン利用も問題ありません。

 

 

 

ホームのエレベーターについて

ベビーカーや荷物がある場合はエレベーターやエスカレーター位置は事前に把握しておくことで負担が減ります。

 

新幹線のいずれの駅にもエレベーターは設置されていますが、位置が駅によって違います。

 

 

 

 

子供連れで事前にやっておくべきこと

子供連れでやるべきは、とにかく早く予約することです。本記事でご紹介したとおり、子供連れで大事なのは座席で決まります。新幹線の座席は1か月前から予約、購入できるので可能な限り早く予定を決めて予約することです。

 

次に大事なのは当日駅で切符を発券したりは避ける。EX予約スマートEXのネット会員であれば発券不要で乗車できます。

 

会員登録が面倒であれば、きっぷるという自宅まで新幹線チケットを郵送してくれるサービスまであります。私も3、4回利用しましたが手元に切符を持っておきたい場合は最強です。

 

おなじみの(PR)【NAVITIME Travel】 も実は自宅へきっぷを郵送してくれるサービスもあります。合わせてご検討ください。

 

子供連れでとにかく避けられない当日のトラブル。時間の余裕、準備の余裕をつくっておきたいですよね。

 

 

 

まとめ

おすすめ席:12号車、11号車、5号車、13号車、16号車
避けたい席:7号車、8号車、9号車、10号車

 

新幹線の座席を取り払い、子供連れ専用の畳車両なんて運行すれば人気出ると思うんですがね。
1日1本でも用意すれば、世の中の親達は時間を合わせて乗りますよ。ビジネスマン向けのS-Works車両があるように、子供向けもほしい。

 

1988年には13号車がラウンジカー、14号車がイベント車両としてディスコをやったり、早見優さんのコンサートをやったりといった娯楽目的で分けていた時代がありました。

 

娯楽は目的地で楽しむとして、親が気楽に乗れる「子供連れ専用車両」はぜひとも実現したいものですね。

 

JR東海に何度か意見書を送っていましたが実現していました!

 

→と思っていたら、実現していました。お子さま連れ車両ぜひご利用を!
(注)運行は連休時など不定期です

 

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