最終更新:2024/05/11 06:37:34
新幹線に乗車した場合に手書きの領収書はあまり見かけなくなりました。
最近では、窓口や自動券売機で切符を購入すると、機械で印刷したタイプの領収書が主流です。
旧来の手書きの領収書を入手する方法について実体験を元にご紹介します。
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自動券売機で乗車券を購入した場合に発券される領収書の例です。特急券も同じ形式で金額部分だけがことなる形式。大きさは切符と同じサイズです。
エクスプレス予約できっぷを発券した場合に券売機から出てくる領収書です。きっぷと同時に発券されるので、間違えないようにきっぷとはサイズが違います。必ず出てくるので不要な時に邪魔で仕方ない。
きっぷの受取がないEXICで乗車した場合は乗車翌日以降に会員画面より自分で印刷します。
申し出れば、JR東海のオリジナルの用紙で領収書を手書きしてもらえます。(注)場合や駅によって様式が違う場合があります。
特急券と乗車券をバラバラに購入した場合に1枚にまとめたい場合です。カードで購入したケースで、窓口で領収書を特急券、乗車券の総額で書いてもらいました。
但し書き部分は「乗車券類(クレジットご利用)」です。宛名は会社名にしてもらいました。実際に乗車する特急券、乗車券を提示する必要があります。
EXICで乗車した場合に、料金精算所の窓口で当日書いてもらったケースです。EXICは乗車翌日以降に会員画面より自分で印刷するのですが、手書きの領収書であれば当日もらうことができます。
但し書き部分が「EX-ICご利用分(クレジット扱い)」となります。宛名は無しにしてもらいました。
窓口で発行してもらう際にはEXご利用票、EXICカードの提示を求められ、会員番号を照合していました。ご利用票はゴミ箱にいっぱい捨てられてるので本人確認のためです。
必ず切符を持っている間に行います。
みどりの窓口で切符を購入する場合は、購入時に「手書きの領収書をお願いします」と言えば快諾してもらえます。
自動券売機やエクスプレス予約などのネット予約の場合には、発券してから下車するまでに窓口もしくは料金精算所でお願いすればもらえます。
新幹線で改札を出る際に切符は回収されてしまうので、きっぷがない状態では領収書の入手は原則できません。
(注)最近ではシステムが発達してきたためか、手書きでは発行されないケースもあるようです。駅や場所によるようです。
おすすめは料金精算所です。
領収書をもらうだけのために窓口に並ぶのは嫌ですよね。窓口はいつも混雑しています。料金精算所なら混むことはほとんどないため並ぶ必要がない穴場です。
料金精算所はどの駅でも新幹線の改札は入ってすぐのところにあります。見当たらない場合は改札の駅員さんに頼めば改札のところで領収書を出してもらえます。
その他、列車内で車掌さんに発行してもらうこともできます。乗車距離が短いと車掌さんが来ない場合もあるのでご注意ください。
みどりの窓口で購入時にもらう場合は何も必要ありません。申し出るだけで切符と一緒にもらえます。
エクスプレス予約のe特急券や、EXきっぷ、など手元に切符が手元にある状態では、特急券と乗車券を提示すればよいです。特急券しか手元に無い場合は特急券の分しか領収書はもらえません。
EXICで乗車の場合は、ICご利用票とEXICカードの提示が必要です。EXICカードだけでも乗車記録があれば照合してもらうことはできますが、面倒をかけます。
ポイントは、必ず改札を入場している必要がある点です。EXICは入場した時点で決済されるので、入場しないと乗車したことにはならず、領収書ももらえません。
特急料金、乗車料金を別々の領収書にしてもらうことができます。
何人か分をまとめて購入した場合など領収書を指定人数分に分けてもらえます。
指定した宛名にしてもらうことができます。空白のままでも対応してくれます。
お願いしたことはありませんが、応じてくれないと思います。駅員さんによっては、可能な範囲で対応してくれる可能性はあるので聞いてみてください。
通常は但し書きの部分は以下のいずれかです。
クレジットカードで切符を購入している場合はその旨記載されます。現金ではなく、未領収のため、JR側は必ず表記が必要です。切符に「C制」という表記があるので切符を見ればわかります。
幸い私の勤める会社では、交通費の請求には寛大?で、新幹線を含む鉄道の利用では不要です。
本記事のためにあえて実践してみたのですが、どの窓口でも快諾して対応してくれました。領収書は購入者には請求する権利がありますので、必要であれば遠慮なくお願いしてください。
これからも本ページの記事のためにあえていろいろなパターンで試していきます。
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