最終更新:2025/07/02 00:56:37
新幹線の駅間距離は、インターネットで手軽に調べることができます。
鉄道運賃は距離に応じて算出され、新幹線も例外ではありません。また、新幹線では乗車券の有効期間を定める基準としても距離が用いられています。
筆者の会社では、出張時の日当が距離に応じて細かく定められており、自己申告制のため、出張先までの距離を頻繁に調べています。
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一般的に「距離」といえば2点間の物理的な距離を指しますが、JRにおいては運賃計算や乗車券の有効期限の基準となるのは全て「営業キロ」です。
「営業キロ」は簡単にいうと、JRが運賃計算のために独自に定めている距離のことなんです。実際の距離を基に定めてはいますが、若干実際の距離とは違います。
電車における「距離」とは、この営業キロを指すのが一般的です。
本題ですが、営業キロは「yahoo!路線情報」で簡単に調べることができます。
乗換経路を調べるyahoo!路線情報ですが、営業キロも実は表示されているのです。
出発、到着の駅を入力し、必要に応じて時間を指定して検索します。
検索結果に小さい字ですが、表示されます。
画面例では、東京~新大阪で営業キロは552.6kmで、対する実際の距離である実キロは515.4kmです。
上記以外に、東海道新幹線の料金検索ツールなるものがあり、そちらでも料金と同時に営業キロも調べることができます。
営業距離(営業キロ)は、運賃計算に利用されます。
通常の運賃以外でも、色々な割引切符を購入する場合に一定距離以上の場合や、未満の場合などの区切りとして利用されます。
例えば、普通乗車回数券は200km以内、往復割引乗車券は片道601km以上である必要があります。
そんなときのために営業キロを調べることで事前に調べておくことができます。
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