最終更新:2024/05/11 13:01:39
2024年6月現在、新幹線の電話予約はJR西日本とJR九州に限り行われています。
JR西日本が山陽新幹線の新大阪~博多、北陸新幹線の金沢~上越妙高の区間。
JR九州は九州新幹線の博多~鹿児島中央が該当します。
上記以外の区間は、現在電話予約することはできません。
旅行会社などで一部行っている可能性はありますが、残念ながら各社ともネット化に進んでいます。
JR西日本の電話予約についてご紹介します。
JR西日本、九州の電話予約サービスは、受取可能な駅が限られていますのでご注意ください。
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JR西日本は、「5489サービス」(電話予約サービス)という名で現在も電話による予約サービスを行っています。
ネットの予約サービスが「e5489」、電話が「5489」と従来は電話予約サービスからスタートしています。
注意点は、受け取りができる駅が限られていることです。
JR西日本の管轄駅でしか受け取りができないため、例えば名古屋駅はJR東海なので受け取りができません。
特に手数料はなく、窓口で購入する価格で購入できるため良心的です。
前払いでカード決済すれば購入したきっぷを有料で宅配するサービスもあります。
電話で申し込み時にカードで決済する(お買い求め)か、きっぷの受け取り時に現金・カードで支払う(予約のみ)2種類から選べます。
申込み時に決済する方が、受け取り期限や区間が優遇されます。
項目 |
予約のみの場合 |
お買い求め |
---|---|---|
予約可能な列車 |
JR西日本、JR九州の相互区間 |
全国の新幹線 |
受取可能な駅 |
JR西日本、JR九州の駅 |
JR西日本、JR九州の駅 |
割引の利用 |
学割、株主優待、ジパング割引、身体障害者割引など |
往復割引、区間割引のみ |
受け取り期限 |
電話予約後、8日以内 |
当日 |
きっぷの郵送 |
不可 |
可能(有料) |
(補足1)JR西日本、JR九州の以下の区間
切符は乗車前にJR西日本のみどりの窓口や新幹線券売機にて受け取ります。
受取可能な駅が限定されていますのでご注意ください。
電話予約してから8日以内に受取が必要です。
但し、乗車日の9日から2日前までの予約の場合に限り2日前までに受け取ることができます。
受け取り時には以下の用意が必要です。
予約番号は、電話で予約した際に教えてくれます。
電話で予約時にカード決済まで完了している場合は、当日乗車する直前までに受け取れます。
受け取り時には以下の用意が必要です。
予約番号は、電話で予約した際に教えてくれます。
以下に電話することでJR西日本の係の方が応対してくれます。
予約時に伝える最低限の情報です。
順番に聞かれますので、答える準備だけしておけば大丈夫です。
電話予約してから8日前まで(乗車9日~2日前までに予約した場合は2日前まで)であれば変更が可能です。
8日前(乗車9日~2日前までに予約した場合は2日前まで)に予約しなければ自動的にキャンセルとなります。
取消に関して費用は発生しません。
新幹線を含むJRでは切符を受け取らない限り手数料は必要ないのが原則です。
ほっておけば取り消しになりますので気楽ですね。
既にカードで決済した場合は、窓口で購入したのと扱いは同じになります。
1回までの変更であれば無料ですが、2回目からは手数料を支払った上で一旦払い戻しを行ってから再度購入する形となります。
▽関連記事→新幹線の切符の払い戻し
電話で新幹線が予約できるのは、電話で色々と疑問な点を聞きながら予約できるので安心できます。
ただ、受取可能な駅がかなり限定されるのがネット予約同様に残念です。
どうしてもJR各社は、協力するよりも各社競ってサービスを展開してしまう。
そろそろオリンピックも開催されるので、そろそろサービスも統合できないものでしょうかね。
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