最終更新:2025/02/08 05:56:09
新幹線の自由席が混んでいるかは行ってみないとわかりません。JRや民間から混雑状況は残念ながら公開されていません。
そんな自由席ですが、混雑情報がある程度予想できる方法をご紹介します。
GoogleMapの「混雑する時間帯」で調べる方法です。
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GoogleMapを使っている人でGoogle ロケーション履歴を有効にしている場合、匿名のデータを元に集計されたデータを使って便利な情報が公開されています。
その場所の混雑している時間帯別の情報や、そこでの滞在時間、推定待ち時間など統計情報を活用しています。
この中で使えるのが、「混雑する時間帯」という情報です。
使い方は簡単です。GoogleMapをPCやスマホで開き、指定した場所を選択します。
そうするとその場所の情報が表示されますので、下の方へスクロールすると下記のような情報がでてきます。
上記、赤色の帯が現在の混雑状況、青色の帯は過去数か月の混雑統計です。
下記は普段よりも混雑している状態
下記は普段よりも空いている状態
指定した場所によっては混雑状況は表示されない場合もあります。
この統計情報を用いた機能によって指定した場所が普段と比べて混んでいるのか、空いているのかがわかります。
この統計情報を用いた機能で新幹線の自由席が混んでいるかを知る目安になります。
これは、駅が混んでいれば電車も混んでいるし、駅が空いていれば電車も空いているであろうという予測から成り立ちます。また、特定の列車だけが混雑することも可能性はありますが、目安としては十分だと思います。
具体的な見方です。
出発駅と、目的駅両方の混雑予想を見てください。さらに主要駅(東京、名古屋、京都、新大阪など)を見てください。
それぞれの駅が空いていればかなりの確率で新幹線も空いています。経路の複数駅を見ることで精度が増します。
主要駅のGoogleMapリンク↓
東京駅、品川駅、新横浜駅、静岡駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅
かならず正しいとは言えませんが、私は列車に限らず、おでかけするときの目安にも使っています。突発のイベントなどがない限り精度はかなり高いものだと思っています。
新幹線の混雑状況を予想する具体的な例を示します。
例えば、2025年2月8日は日本に大寒波があり、新幹線が雪などで遅延していました。その時は自由席をはじめ新幹線も大混雑しています。
その時の「混雑する時間帯」は下記のとおり、傾向がちゃんと出ています。
まずは遅延しているJRの発表(出典:JR東海ホームページより)
同じ時間帯のGoogleMap「混雑する時間帯」
普段(青い帯)よりも現在の方が(赤い帯)混雑していることがわかります。上記画像は東京駅の例ですが、先の名古屋駅でも同じ傾向です。
あくまでGoogleによる数週間の統計情報なので予測にしかなりません。特に例えば駅でイベントがあるとか、連休の場合など普段と違う状態なので誤判断になります。
それを防ぐために駅周辺や、出発駅、到着駅の両方を見るという方法が有効です。
スマホの設定、指定した場所によっては表示されません。PCは表示されるが、スマホでは表示されないなど私も何度か経験あります。
表示されないのはスマホの位置情報を有効にすると表示されます。やってみてください。
もしだめであれば、下記サイトなどもご参考にお願いします。(外部サイトです)
Googleの混み具合が表示されない理由とは?
結局は正確に自由席の混雑状況を把握する方法はないため、こういった予測でしかわかりません。
その他ライブカメラなど試したりしましたが、ホーム様子まではほぼ見えないので難しいです。
目安としてご活用ください。また、必ずご自身の判断がご利用ください。責任は負えません。
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