最終更新:2024/05/11 13:02:26
プラスEX(プラスイーエックス)は2012年10月9日より開始されたネット予約サービスです。
エクスプレス予約と同じJR東海が提供するサービスで、用途が限定される代わりに加入をしやすくすることを目的にサービスが開始されています。
2017年9月2日にプラスEXサービスは廃止されました。
後継の「スマートEX」に関する記事をご参照ください。
当記事は、2017年9月1日までサービスされていた「プラスEX」のサービスについて記載しています。
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予約できるのは東京から新大阪の東海道新幹線区間に限定されます。
例えば東京から広島まで乗車する場合はサービスが利用できません。
予約変更や予約人数はエクスプレス予約と差はありません。
窓口で買うよりも割引価格で買えますが、エクスプレス予約よりも割引率は低くなります。
通常価格 | 14,450円 | - |
---|---|---|
プラスEX | 13,940円 | 4%割引 |
エクスプレス予約 | 13,370円 | 8%割引 |
年間の利用有無に関係なく540円/年(税込)
エクスプレス予約は1,080円/年(税込)なので半額です。
エクスプレス予約では専用のクレジットカード発行が必要ですが、プラスEXではお持ちのカードがそのまま利用可能です。
クレジットカード枚数を増やしたくない場合に適しています。
また、カードのポイントも集中させることができます。
(利用可能なカード)
三井住友カード、九州カード、スルガカード、三重銀カード、関西クレジットサービス、中部しんきんカード、JCB、小田急ポイントカード、三菱UFJニコス、トヨタファイナンス、アメリカンエクスプレス、イオンフィナンシャルサービス、セディナ、シティカード、東急カード
JR在来線の乗車区間が長い場合は高くなります。
乗車券は乗車駅から目的地まで購入すると割引がありますが、プラスEXでは乗車券と特急券が1体のため、乗車券だけ別に購入することができません。
特定都区市内とは、JR運賃計算の1つです。
乗車距離に応じて降車駅の市内がサービスとなる運賃割引です。
例として「東京都区内」と乗車券に記載があれば、東京駅で下車してから東京都内のJR線であればその乗車券で移動できます。
この割引がない場合には東京駅から目的駅までの電車賃が別に必要となります。
(特定都区市内の設定区域)以下全12種類
札幌市内、仙台市内、東京都区内、東京山手線内、横浜市内、名古屋市内、京都市内、大阪市内、神戸市内、広島市内、北九州市内、福岡市内
モバイルSuicaにプラスEXの情報は登録できません。
帰省時に年1回乗車するかしないかといった利用頻度であればプラスEX自体も不要ではないかというのは個人的な意見です。
ネット予約は便利ですが、旅行会社などでも手配してもらえます。
ネットで申し込んで自宅に郵送してもらえるサービスもあります。
プラスEXでも会員登録や乗車用のICカードを持つ必要があります。
年会費もプラスEXでもエクスプレス予約でも1回乗車すれば元がとれます。
どうしてもカードが増えるのだけはご勘弁という方はプラスEXです。
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