エクスプレス予約に必要なクレジットカード3種類を比較

3種類あるエクスプレス予約用のクレジットカード比較
最終更新:2023/10/01 12:20:15

エクスプレス予約で利用可能なクレジットカード

クレジットカード

JRが提供するネット予約サービスは各社がそれぞれ独自にサービスを提供しています。いずれの場合も利用するにはクレジットカードが必要です。

 

エクスプレス予約に加入するには、JR東海指定の専用カードを作るか、お持ちのカードでエクスプレス予約特約を追加するかの2方法があります。

 

エクスプレス予約はスマホで席が予約でき、何回も変えられるので未加入よりも安心感が半端ない。さらに現在は東海道新幹線を一番安く利用する方法です。(一部企画は除く)

 

この記事を読めば、JR東海のエクスプレス予約に加入するカードや特典の違いがわかるようになります。

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エクスプレス予約とは

特徴

専用のクレジットカードもしくは、一部のカード会社のカード(提携カード)を指定して会員登録が前提になります。

 

カードを作るか、提携カードの登録により、割安価格で新幹線の座席予約がネットで可能になります。

 

昔は金券ショップなど安い方法が色々ありましたが、今は東海道新幹線ではエクスプレス予約以上に安い買い方はほとんどありません。窓口に並んできっぷを買う必要がなく、好きな座席が予約できるので手放せなくなります。

 

デメリットは年会費がかかる点。税込1,100円/年です。毎年登録したカードで自動的に決済されます。

 

 

専用カードと提携カードの違い

入会時に専用カードか提携カードを利用するか選ぶ必要があります。違いはグリーンポイントが貯まるかどうかだけ。割引は同じです。

 

グリーンポイントは1,000ポイントで普通席を同額でグリーン席にアップグレードできるポイント制度です。1,000ポイント貯めるには1年で東京から名古屋を10往復、東京から新大阪を6往復すると貯まります。

 

よく利用する人には便利ですよ。私は混雑して普通指定席が空いていない時に使います。グリーンなら大体空いているので快適に移動できます。

 

このポイントが不要な人は専用カードは不要です。

 

 

専用カードを利用する場合

以下の3種から1つを選び、申し込みを行います。いずれのカードでもエクスプレス予約でサービスの差はありません。

 

お住いの地区のカードをお勧めします。その地区を拠点とした特典が基本のためです。大した特典はありませんが・・・

JR西日本:J-WESTカード
JR九州 :JQ CARD

 

提携カードを利用する場合

従来は専用カード以外では加入ができませんでしたが、2017年9月2日より一部の提携カードでも利用可能となりました。

 

2021年11月現在、対応しているのは以下カードです。

  • JCB(カード番号354で始まる)
  • 三井住友VISA
  • 三菱UFJニコス
  • トヨタファイナンス
  • アメリカンエクスプレス
  • イオンフィナンシャルサービス
  • SMBCファイナンスサービス
  • 三井住友トラストクラブ
  • ユーシーカード

上記カードでも更に条件があります。法人カードはダメだとかなどなど。
下記で対応しているか確認できます。↓

 

指定カード以外の場合、ポイントが貯まるグリーンプログラムが利用できませんが、月1回以上乗らない人には不要でしょう。

 

予約可能な区間や、予約開始日、料金などサービスに差はありません。

 

 

 

新幹線チケットを銀行振り込みで予約したい

JR系列のネット予約サービスで銀行振込のサービスはありません。

 

旅行会社のサービスであればネット予約後に銀行振込やコンビニ決済のサービスがあります。会員登録なしで予約すれば寝てても家にチケットが届きます。かなり楽できます。

 

ネックは手数料がかかる分、多少割高になる点です。

 

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エクスプレス予約で利用する専用クレジットカードの基本知識

選ぶカードによる差

JR東海とJR西日本、JR九州が発行する3種のカードでエクスプレス予約に関する利用制限はありません。

 

会員向けの特典がその地域のJR系列の店舗で多いのでお住まいの地域のカードを選ぶのが無難です。どこでもいいやって人は、JR西日本のJ-Westです。わずかに特典でJ-Westポイントが貯まりやすい特徴があります。関西の店舗で使わなければ一緒ですが。

 

入会資格

20歳以上
学生でも審査次第ですが、可能です。

 

ただし、学生であれば新幹線は学割で買った方が安いので、ネット予約の利便性だけを求めるのであれば加入しましょう。

 

東京から新大阪間の新幹線料金例
種類 料金計

学割 13,020円

エクスプレス予約 13,620円

窓口・券売機購入 14,720円

(注)料金は「のぞみ」指定席の場合

 

 

エクスプレス予約専用のクレジットカード別の比較

還元率はいずれもカード利用によるポイントで交換する商品により差はあります。

 

一般的に多く利用する同じ商品で比較しています。新幹線の割引を含めると距離にも左右されますが、還元率は3%~7.5%に跳ね上がります。

 

エクスプレスカード

エクスプレスカード

還元率:0.5%
年会費:1,100円/年
ブランド:VISA,Mastercard,JCB

※家族会員含め1枚あたり
※年会費は2か月間かかりません。

 

 

CFカード(セディナ)の発行なのでポイント制度などはCFカードのものが適用されます。年会費は2か月間不要なので、試しにエクスプレス予約を利用してみるには最適です。

 

JR東海の優待はいくつかありますが、個人的には利用頻度はないものが中心です。TOICAへのオートチャージができないのも残念な点です。関西方面への出張や旅行が多い方は、次のJ-WESTカードをお勧めします。

 

こちらのカードであれば「モバイルSUICA」の利用も可能です。

 

J-WESTカード

J-WESTカード

還元率:0.5%
年会費:1,100円/年
ブランド:VISA,Mastercard,JCB

※キャンペーンで年会費初年度無料が時々あります。

 

JR西日本が自社で運営するクレジットカードになります。よって主にJR西日本管轄の鉄道系に関連する優待制度が多くなっています。

 

スマートICOCAとの連携ができるのでご利用の方にはおすすめです。反対にモバイルSUICAは利用できないカードなのでご注意ください。

 

JQカード

JQカード

還元率:0.5%~2.0%
年会費:1,100円/年
ブランド:VISA,Mastercard,JCB,AmericanExpress

 

JR九州のカードです。SUGOCAへのオートチャージ、お買い物でJRキューポが0.5%還元されます。

 

SUGOCAを使う方はおすすめです。それ以外にも九州に住む方はJRおおいたシティ、アミュプラザ、博多デイトスでいつでも5%引き。

公式:JQカード

 

 

 

 

提携カードのおすすめ

イオンカード

イオンカード

還元率:0.5%(イオン店舗なら1.0%~2.5%)
年会費:無料(エクスプレス予約特約1,100円/年)
ブランド:VISA,Mastercard,JCB

※EX予約のグリーンプログラムは適用されない

 

全国で多くの人がお世話になっているイオン系です。イオン店舗で利用するとかなりポイントが貯まる。

 

カードを発行後に会員画面よりエクスプレス予約オプションを申し込めばエクスプレス予約が使えます。(こちら

 

万が一、エクスプレス予約が不要となった場合はイオンのコールセンターでカードは残したままでも対応してくれます。

 

公式サイトはこちら↓

2023年5月10日(水)まで11,000ポイント貰えます!

 

 

セブンカード

セブンカードプラス

還元率:0.5%(セブン系列なら1.0%)
年会費:無料(エクスプレス予約特約1,100円/年)
ブランド:VISA,JCB

※EX予約のグリーンプログラムは適用されない
※ポイントはすべてnanacoポイントが貯まる

 

 

セブンイレブン、イトーヨーカドー、デニーズ、ヨークマート、そごう西部、アリオ専門店で使うとnanacoポイントが1%貯まります。

 

なんだかんだ個人的にはセブンイレブンが一番コンビニで利用するので私はnanacoがありがたい。やはりポイントは日常的に利用できるものが有用。

 

nanacoで一番いいのは税金と公共料金の支払いで使えること。その税金の支払いにnanacoへチャージすると0.5%つきます。実質税金の支払いに0.5%ポイントが付く電子マネーは他にありません。

 

公式サイト:セブンカード

 

まとめ

月10回以上利用する場合は専用カードを作って、グリーンポイントを活用するのがおすすめ。専用カードはスマートICOCAを利用しているならJ-WESTカードが最適です。それ以外はお住いの地区の専用カードにしましょう。

 

利用は月10回未満なら提携カードでお持ちのカードで特約を登録するか、新たに作るのがいいです。
専用カードは新幹線利用以外では、還元率が低いので他のカード利用をおすすめします。普段使う還元率のカードでは1%~2%ぐらいは最低ほしいものです。

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