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東海道新幹線のウォシュレット事情

普及途中の東海道新幹線のウォシュレット

最終更新:2024/05/11 13:02:00

順次進む新幹線トイレのウォシュレット化

2022年現在、外出先で洋式トイレに入ろうものならほとんどの施設ではウォッシュレット化が進んでいますよね。
一般家庭への普及率は2021年末時点で80.3%(日本レストルーム工業会)。

 

関連してネットでは新幹線にウォシュレットがあるのか、ないのか議論があります。
東海道新幹線では「一部の最新車両に設置されています」が答えです。

 

新幹線のウォシュレットについて詳しくご紹介します。

 

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東海道線新幹線のトイレ設備

トイレの位置

トイレは必ず奇数号車の東京寄りにあります。

 

東海道新幹線は必ず16両編成で座席数は1323席です。
基本設備が同じ事でトラブル時の振り替え輸送なんかが手際よく行える点でJR東海が貫いている姿勢です。

 

 

トイレの種類

新幹線トイレの配置図
現在運行している新幹線には、洋式、和式、男性用(小便用)の3種類があります。

 

各奇数号車の東京寄りに配置されています。

 

旧型の700系新幹線では洋式、和式、男性用がセットです。700系は現在山陽新幹線のみで運行中。

 

N700系は11号車を除き、洋式x2、男性用x1がの組み合わせです。N700系からは和式は廃止されています。N700系11号車だけはスペースの都合上、洋式x2で男性用がありません。

 

 

 

現在運行中の車両

ここで700系とかN700系が出てきましたが、現在運行している車両について整理します。
東海道新幹線の現役車両一覧
上から古い順です。
古い順に現在運行しているのはN700系、N700A、N700Sの三種類が現在運行しています。新大阪以西の山陽新幹線では500系、700系がまだ現役で運行しています。

 

これら車両は一度量産されると10年、20年と運行されるため、種類が同じでも途中で改良が加えられることがあります。

 

 

 

ウォシュレットがある車両

東海道新幹線のウォシュレット
正確には温水洗浄便座と呼びますが、新幹線に採用されているのはTOTO製ですのでウォシュレットと呼びます。

 

ウォシュレットはN700Aの14年4月以降に製造されている車両から取り付けられています。なのでN700Aでもウォシュレットがあるものとないものが運行されている状態です。

 

ウォシュレットが1つでも設置されていれば、その列車のトイレはすべてウォシュレットがあります。1号車だけがウォシュレットというようなことはありません。

 

 

 

ウォシュレットのある列車に乗るには

残念ながら、ウォシュレット付きの新幹線に乗りたいと思っても狙って予約するのはなかなか難しいです。

 

唯一確実なのは最新のN700S列車を狙うことです。JR東海の公式サイトにN700S運行予定が掲載されているのでそれを狙ってください。ただし本数がまだまだ少ないです。

 

N700S以外では狙って予約するのは難しい。時刻表でN700Aと、N700は区別されておらず、N700系としか記載されていません。またN700Aでも初期の製造車両にはついていないからです。
当面は運を天に任せるしかありません。

 

 

 

まとめ

新幹線の車両は減価償却期間は13年。耐用年数は13年から20年程度です。今のペースで2027年~2024年には運行するすべての車両がウォシュレット化される計算になります。ただ実際には新幹線の旧型車両も改造を加えるのでもう少し早まるはずです。

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