EX早特21ワイドは21日前までに予約すれば大幅な割引が受けられる割引サービスです。公式で一番安い。
窓口では買えません。EX予約の会員または、スマートEXの会員になる必要があります。
以前はIC早特タイプ21(17年9月2日まで)、EX早特21(22年6月24日まで)という名称で期間限定の割引サービスでした。
人気区間の「のぞみ」でも大幅割引が可能なため人気があります。21日先に確実に新幹線に乗ることが確定していれば利用しない手はありません。
EX早特21ワイドの料金や条件についてわかりやすくご紹介します。
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色々と条件がごちゃごちゃとありますが、適用できない場合はWEB予約の画面で表示されないのでEX早特21ワイド自体の予約ができなくなっています。
条件適用外=予約できない。なので安心で親切です。
乗車日の21日前までに予約する必要があります。
例えば5月31日に乗車予定の場合、5月10日の23:30までに予約が必要です。
予約の変更も同じく21日前までに制限されています。
予約者本人しか利用はできません。
EXICカードでの利用に限られているので、複数名での利用はできません。
複数名で乗車する場合には全員がエクスプレス予約会員で、個別に予約する必要があります。
現在は時間帯の制限はなくなりました。22年6月24日までは早朝か、昼間の空いている時間のみ設定されていました。
時間制約が解除され、「EX早得21」から「EX早得21ワイド」に名称変更されました。時間帯がワイドになったという意味ですね。
こういった割安価格は、通常では区間も利用者が少ない時間帯が多いのですが、EX早特21ワイドは無茶ではありません。
超人気路線に早朝もしくは昼から夕方にかけての時間に21日前に予約すれば適用されます。21日先の時間が調整できる人にとっては大変お得で、人気が出るわけです。
出発駅 | 到着駅 | 窓口料金 | EX予約 | EX早特21料金 |
---|---|---|---|---|
東京・品川 | 名古屋 | 11,300円 | 10,310円 | 9,800円 |
東京・品川 | 京都 | 14,170円 | 13,070円 | 11,820円 |
東京・品川 | 新大阪 | 14,720円 | 13,620円 | 12,370円 |
東京・品川 | 新神戸 | 15,380円 | 14,170円 | 12,630円 |
東京・品川 | 岡山 | 17,660円 | 16,300円 | 13,900円 |
東京・品川 | 福山 | 17,990円 | 16,630円 | 14,600円 |
東京・品川 | 広島 | 19,440円 | 17,990円 | 15,000円 |
東京・品川 | 徳山 | 20,750円 | 19,230円 | 16,100円 |
東京・品川 | 新山口 | 21,640円 | 20,090円 | 16,400円 |
東京・品川 | 小倉 | 22,730円 | 21,060円 | 17,000円 |
東京・品川 | 博多 | 23,390円 | 21,720円 | 17,000円 |
新横浜 | 名古屋 | 10,640円 | 9,650円 | 9,140円 |
新横浜 | 京都 | 13,500円 | 12,400円 | 11,480円 |
新横浜 | 新大阪 | 14,390円 | 13,290円 | 12,030円 |
新横浜 | 新神戸 | 15,050円 | 13,840円 | 12,330円 |
新横浜 | 岡山 | 17,330円 | 15,970円 | 13,900円 |
新横浜 | 福山 | 17,990円 | 16,630円 | 14,600円 |
新横浜 | 広島 | 19,110円 | 17,660円 | 15,000円 |
新横浜 | 徳山 | 20,420円 | 18,870円 | 16,100円 |
新横浜 | 新山口 | 21,080円 | 19,530円 | 16,400円 |
新横浜 | 小倉 | 22,190円 | 20,580円 | 17,000円 |
新横浜 | 博多 | 23,060円 | 21,390円 | 17,000円 |
名古屋 | 小倉 | 17,660円 | 15,810円 | 14,100円 |
名古屋 | 博多 | 18,890円 | 16,960円 | 14,100円 |
EX予約とスマートEXはいずれも料金は同じです。これが不思議。
EX予約は有料会員なので当然割引も大きいと私も思っていました。実際調べてみるとEX予約も、スマートEXでもEX早特21ワイドの料金は同じです。
対象列車で「この候補を選択」とすると切符の種類を選ぶ画面(下記)が表示されるのでそこで選びます。
この画面では、選択した列車で適用可能な全ての割引が表示されます。
図の例では、「EXICグリーン早特」の割引を含め、「EX早特21ワイド」の2つ表示されているのがわかります。
選び間違えないように予約操作を進めてください。
一番安いのを選べば間違えありません。
エクスプレス予約のIC早特で予約した列車は条件内であれば変更は何度でも可能です。
変更後の列車がEX早特21ワイドの適用外となった場合には自動的に清算され、割引が効かない金額となります。
この場合、特に手数料は発生しません。
一番注意が必要なのは、21日前までの予約という点です。
直前に変更を行うと割引が効かなくなりますので変更は21日前の23:30までに完了させる必要があります。
これが一番危険です。通常の予約であれば当日の自由席に乗車ができますが、IC早特シリーズの場合は乗車できません。
特急料金は再度支払う必要があります。
人気区間をのぞみで利用するのに一番安いのがEX早特21ワイドです。
ネットを探してもこれ以上安いのは、旅行会社などから発売される宿泊とセットになったプランしかありません。
ただ、この割引は仕事で使うのは難しい。
仕事の出張で21日前までに確定しているものがなかなか無い。
やはり冠婚葬祭向けかな。
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