最終更新:2024/10/19 15:03:06
IC早特タイプBのサービスは2017年9月1日をもって終了しました。
後継の類似サービスはなく、21日前の予約が必要なEX早特21もしくは複数名で利用するサービスのみです。
IC早特タイプBとは、エクスプレス予約会員向けに提供されている割引サービスです。
条件が合えばエクスプレス予約で普通に予約するよりも更に300円前後安く乗車することができます。
3日前までの予約で東海道新幹線の区間に乗車する場合に適用できます。
個人的には金額の割には乗り遅れるとキャンセル扱いとなる点、時間帯が早朝のみという条件が厳しいのでほとんど利用したことはありません。
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IC早特にはタイプAとタイプBがありますが、利用する区間による差です。
利用する時には特に指定するわけではないので、名称による違いを理解しておく必要性はありません。
長距離となる山陽新幹線のタイプAよりもIC早特タイプBの割引はかなり少なく設定されています。
EX会員向けの割引サービスなので非会員は予約できません。
乗車日の3日前までに予約する必要があります。
例えば11月20日に乗車予定の場合には11月17日の23:30まで、
土曜日の乗車であれば水曜日の23:30までに予約する必要があります。
予約の変更も上記例と同じく3日前までに制限されています。
予約者本人しか利用はできません。
EXICカードでの利用に限られているので、複数名での利用はできません。
複数名で乗車する場合には全員がエクスプレス予約会員で、個別に予約する必要があります。
出発駅が東京、品川、新横浜で、到着駅が名古屋、京都、新大阪、新神戸のいずれかの駅です。
出発駅と到着駅が逆でも適用できます。
熱海や静岡などの駅からの出発では残念ながらIC早割の適用はできません。
出発駅を朝6時台に出発する列車が対象です。
山陽新幹線が対象のIC早特タイプAでは時間帯の制限はありませんが、本タイプBでは上記のきつい条件があります。
提供されている座席数には制限があります
通常の予約で座席に空席があったとしてもIC早特の割引が適用できない可能性があります。
座席数については公表はされていませんが、感覚的に閑散期にはほとんどの列車に適用されています。
JR側が空席の状況から判断して提供する座席数を変えていると推定されます。
残念ながら一覧表示できるような画面やWEBサイトは存在しません。
エクスプレス予約の予約画面で探す必要があります。
(グリーン車ご希望の場合は「グリーン車」を選択します。
あとは好きな座席を選択して予約は完了です。
▽操作詳細→エクスプレス予約の予約操作詳細
エクスプレス予約のIC早特で予約した列車は条件内であれば変更は何度でも可能です。
変更後の予約が条件外となった場合には自動的に清算され、割引が効かない金額となります。
この場合、特に手数料は発生はしません。
一番注意が必要なのは、3日前までの予約という点です。
直前(2日前)に変更を行うと割引が効かなくなりますので変更は3日前の23:30までに完了させる必要があります。
通常の予約であれば当日の自由席に乗車ができますが、IC早特の場合は予約した列車に限り有効です。
乗り遅れた場合は特急料金、グリーン料金は再度支払う必要があります。
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