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グリーン車の喫煙ルームはグリーン席専用

東海道新幹線、山陽新幹線のグリーン車でタバコが吸える喫煙ルーム

最終更新:2024/05/11 06:39:59

グリーン車の喫煙ルーム

グリーン車喫煙ルーム

東海道新幹線では現在「のぞみ」「ひかり」「こだま」が走行していますが、すべての車両はN700系に統一。設備が同じです。

 

全国の新幹線でもN700系の新幹線だけは喫煙ルームがあります。列車内に3箇所設置されていて、うち1か所はグリーン車を利用する人専用です。喫煙ルーム自体は特別高級だったりすることはなく、普通車と同じです。

 

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東海道新幹線 喫煙ルームの配置

以下3箇所にあります。10号車の11号車寄り(東京寄り)デッキにがグリーン利用者専用の喫煙ルームがあります。

  • 3号車(博多寄り)
  • 10号車(東京寄り)※グリーン車利用者用
  • 15号車(博多寄り)

 

 

 

グリーン席の専用である理由

グリーン車はデッキまでを含めグリーン車です。グリーン券を持たない人はデッキへの立ち入りも禁止です。

 

例えば、年末年始の混雑時に席がなくて立って帰省する場合、グリーン車の車両で立っての乗車はできません。それだけグリーン車は聖域なのです(笑)

 

昔、私もこのルールを知らず、10号車の喫煙ルームを使ってしまうことがありました。

 

グリーン車は8号車、9号車、10号車です。11号車は子供連れで人気の普通指定席ですが、グリーン車の10号車とは中で繋がっています。知らないと間違えて利用してしまいます。

 

また、ルールは知っていたとしても、移動が面倒で使ってしまう人もいます。11号車の人は15号車の喫煙ルームを利用する必要がありますが、4両も移動は面倒なのでついつい10号車のグリーン専用の喫煙ルームを使ってしまいます。

 

 

以前は混雑していたグリーン車の喫煙ルーム

以前は普通車の人がグリーン車の喫煙ルームを利用しているケースが多くありました。それが混雑を招いていました。なぜならグリーン車の喫煙ルームはグリーン車の人しか利用しない設計で同時に3名しかタバコが吸えないためです。

 

当時の混雑状況を表す事例がJRのホームページに掲載されています。

 

N700系 グリーン車喫煙ルームのご案内の改善について
お客様の声
出張でいつもグリーン車を利用していますが、10号車喫煙ルームは車内放送でもグリーン車専用と案内されているにも関わらず、グリーン車以外の乗客による使用が増えています。グリーン車に乗っている人が順番待ちをしているので、何か対策を立ててほしいです。(性別、年齢不明)
改善しました
JR東海と連携し、N700系すべての車両で10号車喫煙ルームの扉にグリーン車マークを表記するとともに、隣接する11号車(普通車)の各座席の車内案内標記を見直し、15号車(普通車)の喫煙ルームのみ表示するようにしました。

JR「お客様の声」からの改善事例

週末や連休にはどこの喫煙ルームも混雑しますが、日中に混雑するのは当時は10号車の喫煙ルームだけでした。

 

11号車から10号車に移動すると手前に乗務員用の小部屋があります。最近では気づかれた場合は注意されます。

 

 

グリーン車の人は他の喫煙ルームを利用できる?

10号車の喫煙ルームはグリーン車専用と述べましたが、では逆はどうなのでしょうか?

 

答えは、使っても問題なしです。

 

グリーン8号車の隣に7号車の喫煙ルームがあります。グリーン車の人がこの喫煙ルームを使うのはルール上は問題ありません。グリーン車の人は下のグレードの座席を利用することは規約上も認められています。

 

10号車はグリーン客専用ですが、その他の喫煙ルームは普通車の利用者専用とはどこにも記載も放送もありません。

 

なんか悔しい人はJRに「お客様の声」として投稿してみてはいかがでしょう。

 

 

 

まとめ

10号車の喫煙ルームはグリーン車の利用者専用です。普通車の人は利用できませんが、グリーン車の人は普通車の喫煙ルームは利用してもルール上は問題ありません。

 

ただ、普通車の喫煙ルームが今度はその分混雑しますので、やはり自分の設備の喫煙ルームを利用することを心掛けるのが良いでしょう。

 

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