最終更新:2024/07/17 09:32:03
新幹線の回数券は、主要な区間では6枚つづりで購入することができます。
買ったのはいいけど予定がキャンセルになった、間違えて買ってしまったなど払い戻しをしたいケースは当然でてきます。
現金で購入した場合とクレジットカードで購入した場合では払い戻し方法が違います。
1枚でも使ってしまった場合はJRでは払い戻しができません。新幹線の回数券を買取してもらうでご紹介します。
本記事では新幹線回数券を1枚も使っていない状態で実際に払い戻した事例を織り交ぜて詳しくご説明します。
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新幹線回数券の払い戻しは以下の条件を満たす必要があります。
新幹線回数券は、6枚つづり、4枚つづり、2枚つづりのいずれかのセットで販売されています。
払い戻しには表紙を含め、買った全ての券が未使用でそろっている必要があります。1枚でも使っているとJRでは払い戻ししてくれません。
上記は回数券についてくる「表紙」です。
各回数券の本体には記載がありませんが、この表紙にバッチリ払い戻しについて書いてあります。
全券未使用(表紙券を含む)で有効期間内に限り発売箇所で払戻します。使用開始後の払戻しはできません。
例外的に「九州新幹線2枚きっぷ」「B&Sみやざき2枚きっぷ」は2枚つづりですが、いずれも1枚使ってしまっても払い戻しが可能です。
乗車券の普通回数券は、使いかけでも清算してもらうことはできますが、新幹線回数券はダメです。
券面に印字されている有効日の当日まで払い戻しが可能です。
写真例では9月5日が払い戻しのできる最終日。翌日には紙切れです。
新幹線回数券の期限は3か月(90日間)が主流です。利用できないGW、お盆、正月など連休を挟む場合はその日数分きちんと延長されています。
カードで購入した場合は「C制」と印字されます。この場合は購入時に使用したクレジットカードが払い戻し時に必要です。
後述する払い戻し処理でマイナス処理するために必要です。
購入した駅以外での払い戻しはできません。
回数券の表紙、券本体に購入した駅名が印字されています。
上記を持って購入した窓口で「払い戻しをお願いします」と言えば対応してくれます。
理由の説明や用紙への記入は一切必要ありません。
購入時に領収書をもらっていても返却は不要です。
また、特に身分証も必要がありません。
クレジットカードで購入した回数券は購入したクレジトカードがないと返金されません。お店での返品と同じで、マイナス請求で清算されます。JRではどんな切符でもカードで購入した場合は現金で返金してもらえません。
以前はカードで購入しても現金で払い戻せました。当時、借金返済にカードで購入して即現金で払い戻す手法が問題となり、90年バブル以降は禁止されました。
カードで返金される場合は明細に「マイナス」で請求され、返金される仕組みです。2万円で買った回数券なら、後日-2万円が明細にのります。
券面には、カードで購入すると「C制」と印字があるので直ぐにわかります。また、JR側は購入時の記録と照合するので違うカードでもわかります。
払い戻しの手数料は220円。手数料は現金でもカードでも可能です。カードでの精算時に手数料を差し引いての返金はしてもらえません。
現金で購入していた場合はその場で現金で返金してくれます。手数料を差し引いた金額が戻ってきます。払い戻しを受けることを考えると、やはり現金の方がJRの窓口も簡単で、素早く対応できます。
カードは払い戻し時にカードを提示する必要があり、万が一手元に無いと払い戻しができないというリスクがでてきます。
1セットあたり220円です。
現金の場合は手数料を差し引いて返金されますが、カードの場合は手数料を220円支払います。払い戻し手数料は、現金でもカードでも支払い可能で領収書ももらえます。
以下は回数券2セットを440円を払戻した例です。
元々42,260円で購入した2種類の回数券を払い戻し、手数料をカードで払いました。
私が経験したケースは、法事のため、親戚一同用に回数券を代表して買いました。その後、速攻で車移動に変わってしまい、払い戻す事態となりました。
買うのが早すぎましたね。
回数券を買うならギリギリまで我慢です。当日でも買えます。少しでも予定変更の可能性があれば手を出さないことで、少しでも払い戻しができないリスクを減らしたいところです。
払い戻し作業自体は駅員さんも、嫌な顔もせず手際よくやってくれました。内心は知りませんが。
(え?2セットも払い戻すの?って感じでしたが)
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