最終更新:2024/05/11 06:34:42
東海道新幹線のネット予約には2種類あります。エクスプレス予約(EX予約)やスマートEXですが、それぞれ乗車方法が2つあります。ICカード、またはきっぷで乗車する方法です。
ICカードは会員本人しか利用できないため、複数名で予約した場合は切符を発券して乗車する必要があります。
本記事では、受け取りが必要なケース、受け取り方法や、いつから受け取れるかなど受け取りのルールや方法などを詳しくご紹介します。
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2名以上で予約した場合、必ず切符の受け取りが必要です。ICカードが利用できるのは会員本人だけです。本人以外が利用するには、人数分の切符を発券し、きっぷを受け取って乗車する必要があります。
スマートEXの場合は会員画面よりご自身で交通系ICカードを登録します。この作業を行っていないと利用できるICカードがないため、きっぷを受け取って乗車する必要があります。
EX予約では、e特急券での予約が選択可能です。乗車券を別に買う場合です。e特急券は人数に限らず発券して切符を受け取る必要があります。ICカードは特急券と乗車券がセットですが、乗車券を別に買うe特急券は受け取りが必須になるのです。
受取が必要なのかよくわからない場合は、予約内容を会員画面で確認してください。「きっぷ」「IC未登録」「IC乗車不可」のいずれかの表示があれば受け取りが必要であることを意味します。
EX予約、スマートEXで予約が完了した瞬間から、新幹線が発車する1分前まで受け取りができます。
EX予約、スマートEXでは1か月先の列車が予約ができます。受け取りは一番早くて1か月前、一番ギリギリで乗車時刻の1分前まで受け取りができます。
早く受け取って損することと言えば変更時です。発券してしまうと通常の切符同様に、1回までしか変更ができなくなります。2回目の変更からは一度払い戻しとなるため、手数料が発生するリスクがあります。発券するまではEX予約、スマートEXは何回でも無料で変更できます。
切符の発券や受け取りはみどりの窓口か、自動券売機、受け取り専用機でできます。
自動券売機や受け取り専用機は、新幹線の改札口付近にあります。みどりの窓口は少し離れている場合もあります。
不安な場合は、JR東海公式サイトのきっぷの受取箇所でご確認下さい。
予約時や、受け取り時に人数制限はありません。ただし、1度の操作で予約、受け取り人数に制限があります。
予約は1回の操作で6名までです。発券は1回の操作で4名までです。それぞれ人数が超える場合は2回、3回と操作が必要になりますが、上限はありません。
EXきっぷは、乗車券と特急券が一体となった切符です。
新幹線駅までの切符が別に必要ですが、新幹線の乗車駅から降車駅までの区間は含まれていますので、誤って乗車券を購入しないようご注意ください。
EX予約の場合は予約時に「e特急券」を指定していなければ乗車券が一体。スマートEXでは乗車券は必ず含まれるため、購入不要です。
EX予約のEX-ICカードや、スマートEXの交通系ICカードといったICカードでの乗車で予約しても発券することができます。
発券はできますが、発券するとその瞬間にICカードでの乗車はできなくなります。いったん発券してしまうと、ICカードへ乗車するように戻せません。払い戻して再度予約するしかありません。
1つの予約で複数の切符が存在することになり、不正乗車につながりますのでこのような仕組みになっています。
発券する際に誤って違う予約の分を発券してしまうケースが私も2回ほどやっていますのでご注意ください。
EX予約・スマートEXの発券方法が、20年3月21日より変わりました。受け取りにクレジットカードが利用できなくなりました。
受け取りコードを事前に発行するという面倒な作業が増えました。EX予約の場合はEX-ICカードでも発券は可能です。
(旧)2020年3月20日まで | (新)2020年3月21日から |
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「EX-ICカード」または「予約クレジットカード」と、パスワード | 「EX-ICカード」または「受取コード」と、パスワード |
(旧)2020年3月20日まで | (新)2020年3月21日から |
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「予約クレジットカード」と、パスワード | 「受取コード」と、パスワード |
きっぷを発券するのに必要なのは、EX-ICカードまたは、受取コードとパスワードです。EX-ICカードはEX予約専用のカードなので、スマートEXの方は受取コードとパスワードが必ず必要です。
予約用のクレジットカードも念のためにもって置いた方が無難です。発券後に万が一払い戻す場合はクレジットカードが必要なので新幹線に乗る日は携帯していきましょう。
EX予約、スマートEXのどちらでも共通の方法です。スマートEXでは必須。EX予約でEX-ICカードを携帯しない場合は必須の作業です。
受取コードの発行は乗車前までに実施しておく方が良いです。乗車直前でもスマホで可能ですが、列車の遅れがあるなどバタバタする可能性もあるため。一度発行したQRコードは6日間再利用できます。
一番面倒なステップです。あらかじめ会員画面で登録してあるメールアドレス宛にメールが送信されます。受信したメールの6桁の数字を入力します。
表示されている画面のQRコードか、表示されている16桁の数字をメモしておきます。PCやスマホ画面のコピーが取得できる人は取得しておきましょう。
発券機は、新幹線駅の「EX予約きっぷ受取」と表示された指定席券売機や、受取専用機です。
以下のような機械です。みどりの窓口や新幹線改札口そばにあります。
こんな色のボタンです↓
手順7へ
受取コード(前の手順で取得方法について解説しています)のQRコードをかざします。QRコードではなく、受取コード(16桁数字)を入力することもできます。
予約している切符が一覧表示されます。複数予約ある場合は間違えないようにしてください。
きっぷが発券されるので受け取ります。同時に領収書とカード利用明細が出てきます。不要な場合は捨ててかまいません
きっぷを受け取る際は、混雑にご注意下さい。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの混雑時期は自動券売機でも混んでいるので、ギリギリに受け取りしようとしても時間がかかります。
最近は何でも電子化されてしまいますが、個人的には手元に切符がある方が落ち着くのは私だけでしょうか?
見えないと何だか不安なんですよね。
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