最終更新:2024/11/10 12:17:30
JR各社が提供する東海道新幹線をネット予約する方法は全部で6つあります。
(注)JR以外の旅行会社の提供するサービスは除く。
各サービスでは、きっぷの受取場所が制限されているため、せっかく会員登録してネット予約しても、切符が受け取れないトラブルとなります。
特に受け取りができる場所については慎重に選定ください。
JRも会社が違うのはわかりますが、受取場所ぐらいは全国で可能としてほしいものです...
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全国の北海道、四国を除いてJR各社が新幹線のネット予約サービスを独自に提供しています。
以下が全6種類です。
(注)2017年9月1日まではJR東海の「プラスEX」がありましたが、エクスプレス予約に統合されました。その直後、9月30日には簡易サービスの「スマートEX」が登場し、現在は6種類あります。
各サービスの差は、予約可能な区間と受け取りができる場所です。
サービス内容に大きな差はありません。利用する区間によってほぼ100%どのサービスを利用するかが決まります。
全国どの新幹線も切符手配のルールは統一されています。その中でJR各社がネット予約サービスを展開。1社が飛ぶ抜けて良いネット予約のサービスが提供できるわけがありません。
各社の申し込みサイトに行くと良いことばかり書いています。
利用者はサービスの差を調べる必要があるのは新幹線のネット予約に限った話ではないですね。
全国の新幹線区間が予約できるのは2サービスだけ。
JR東日本の「えきねっと」、JRシステムの「JRサイバーステーション」です。
最も勘違いしてしまうのが、きっぷの受取場所に関してです。普通に考えて、どこの駅でも受け取れると思いますが、違います!
管轄するJR駅でしか受け取りができません。
例えば名古屋在住で新大阪への出張が多いとします。その場合にJR東日本の「えきねっと」に加入してはいけません!
「えきねっと」で予約した切符はJR東日本の駅以外では受け取りができないのです。
当然切符がなければ新幹線には乗れません。
そんなアホな… ですよね。
細かく座席の位置や、号車まで指定できるものとできないサービスがあります。
また、エクスプレス予約に関しては専用クレジットカードを作る必要があります。他はカードは必須ではありませんが、割引率に大きく差がでます。
サービス名 | 予約可能区間 | 受け取り方法・場所 |
---|---|---|
エクスプレス予約 | 東京~博多~鹿児島中央 | JR東海 JR西日本 JR九州 JR東の券売機 詳細 |
スマートEX | 東京~博多 | |
えきねっと | 全国 | JR東日本 JR北海道 JR西日本(北陸エリア) JR東海の券売機 詳細 |
e5489 | 東京~鹿児島中央 東京~金沢 東京~那須塩原 東京~新潟 |
JR西日本 JR四国 JR九州 JR東日本 JR東海(注) 詳細 |
JR九州列車予約サービス | 東京~鹿児島中央 | JR九州 JR西日本の窓口 詳細 |
JRサイバーステーション | 全国 | 全国のみどりの窓口 (乗車2日前まで) |
(PR)【NAVITIME Travel】 | 全国 | 指定住所へ郵送 |
(注)JR東海の駅でe5489のきっぷ受け取りは予約区間にJR東海が含まれる場合のみ
ごちゃごちゃとややこしいサービス選定はやめてしまう手もあります。
ネット予約すれば、自宅まで郵送してくれるようなサービスを1つご紹介します。(PR)【NAVITIME Travel】 です。
乗換案内で有名なNavitimeが新幹線チケット配送にも最近参入しました。年会費、会員登録も一切不要です。郵送の日数がどうしても必要なのと、少しだけ割高ですが、JR以外では一番おすすめです。
一番シンプルでわかりやすいので、こういったサービスをJRさんは見習ってほしいものです。
当サイトはJR関係者の方々も見られているようですので、訴えたいです。
利用者側からすると、全国のJRも新幹線も全て同じです。ところが、JR側からすると別会社であり、サービスが違うのは当たり前の感覚です。1社が独占するのを防ぐために競争原理を生かす必要があるのは理解できます。ただ、きっぷの受け取りはどこの駅でも可能とするなど、お互い協力の上で純粋なサービスで競争してほしいです。
足の引っ張り合いなんかしていても良くなることはありません。
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