最終更新:2024/05/11 12:03:18
東海道新幹線でどうしても仕事をしないといけない仕事猛者なら、S Work車両がおすすめです。仕事するならぜひ使ってください。
S Work車両がなぜ良いか?それはみんな仕事している車両だからです!8割はパソコンで仕事、リモート会議や電話かけてます。残りは仕事しないといけないのに寝てしまった人と、スマホで動画見ている人です。
みんな仕事していればキーボードのENTERもおもいっきり叩けるでしょ?(笑)
そんなS Work車両の予約方法から実態を詳しく解説します。
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東海道新幹線の7号車をビジネスマン利用向けに特化した車両です。
新幹線に乗る人は様々な理由で乗ります。
寝たい人、子供連れの人、ペット連れの人、仕事をしたい人などなど。
通常ならこれらの人はごちゃ混ぜに乗ります。ところが、寝たい人と、仕事をしたい人だとトラブルになります。寝たいのに隣でパソコンをパチパチやられると気になったりする人もいるからです。
乗る時の状況によって仕事をしたい人たちだけを集めるとお互い幸せです。この状況を作るために作られたのが、S Work車両です。
パソコンをパチパチやってもOK、
電話で通話もOK、
WebミーテオイングもOK。
ただし、いずれも節度を守ってということが求められています。
設定区間は、東京から博多の東海道新幹線、山陽新幹線区間。エクスプレス予約もしくは、スマートEXからのみ予約できます。
のぞみ、ひかり、こだま、いずれもS Work車両があります。
一方で制約もあります。
エクスプレス予約でも、e特急券で予約(乗車券を別に買う)した場合は予約できません。
また、自由席はなく、窓口や駅の自動券売機では予約、購入できません。
座席は追加料金なしで利用できる「S Workシート」と、追加料金が必要な「S WorkPシート」の2種類があります。
S Workシートはほかの指定席同様の座席配置です。追加料金なしです。
S WorkPシートは3人席の真ん中が改造されていて、荷物置きと、パーティションになっています。若干ですがプライバシーがあります。
S WorkPシートは追加料金1,200円が必要です。座席は下記です。
パーテイションのところに荷物を置けるのが便利!ポケットWi-Fiやスマホなど置くのにちょうど良い。
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利用する人の8割は仕事で移動している人です。残りは趣味でブログ書いている人や、パソコンで何やらやっている人達。さらにただスマホで動画を見ている人です。
実際使ってみると、バリバリ仕事できます。自社の違う部署で仕事しているぐらいの仕事のしやすさです。
やはり普通の席だと一人だけパソコン開くのは気が引けます。なんか見られている気がするし、寝ている人がいると気を使ってしまいます。
それがまったく気兼ねなく仕事できる。
移動中ぐらい本当はゆっくり寝たいんですけどね。
他の車両の席とテーブルが違います。パソコンが使いやすいテーブルになっています。
テーブルはほかの車両よりも手前にひくことができます。しかも、すこし手前側が下に傾斜するのでキーボードが打ちやすくなります。
テーブルについて注意点があります。
ものを置いたままにしているとこぼれたり、落ちたりする点です。新幹線は走行中、ガタガタと左右上下に揺れるのでものを置いたままだと手前に落ちてきます。
パソコンの裏に滑り止めのゴムがありますが、それでも落ちてきます。使っている分には手を添えているので大丈夫ですが、そのまま寝てしまうとマズいですね。
あと、食べ物、飲み物を置く場合は特に注意です。
テーブルは水平にすることもできるのそのあたり注意して使ってください。
テーブルのサイズは横41cm、縦25cmです。
個人的には体感できないレベルですが、設計上速度は2倍です。
そもそも新幹線のように高速に移動する乗り物では速度がでにくいのもあり、通常席では速度制限がかけられています。
S Work車両ではこの速度制限が通常の車両よりも2倍あります。私の場合はZoomを使っていますが、特に問題なく使えます。
そもそも普通席のWi-Fiが遅すぎるんですよね。
私の会社では移動中のパソコン利用は禁止されています。それでも使っているのは内緒。
理由は機密資料などのぞき見されるからです。
そう思って、座席にパーティションがあるS WorkP席の窓側を使ってみましたが、ダメですね。
パーティションが隠してくれるのは自分の顔だけ。パソコン画面は丸見え。のぞき見は防げません。
横からに限らず、後ろの席からも見ようと思えば見えてしまう。
東海道新幹線はすべての席にコンセントがありません。S Work車両も例外ではありません。
窓側の席であれば必ずあります。また、運行本数はまだ少ないですが、N700S車両であれば全席にコンセントが完備されています。
東海道新幹線はコンセント式のタイプ。100v,2A,60Hzです。
私も愛用している65wのPDでもきちんと電源共有されました。
S Work車両の予約はネット予約に限られます。EXPRESS予約、スマートEXの2種類のみです。
東京博多間の、のぞみ、ひかり、こだま、であればS Work車両が選べます。
S Work車両が出てこない場合は下記をご確認ください。
特に4つ目の「e特急券」では予約できないことが私もわからずにハマりました。
下記の画面のとおり、「e特急券(特急券のみ)を利用する」にチェックがついているとダメです。
予約時にe特急券を指定している例
S Work車両を使わないで移動中ぐらいゆっくりできるのがベスト!どうしても仕事する場合は快適に仕事ができます。
個人的に本当に集中したい場合は、追加1,200円払ってS WorkPシートを予約するのがいいです。そこまでしたくない場合は寝てください(笑)
制約を整理すると
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