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新幹線の多目的室を利用するには

東海道新幹線に設置されている多目的室の詳細

最終更新:2025/12/29 08:39:45

多目的室の利用

新幹線の700系多目的室

日本国内のすべての新幹線には多目的室と呼ばれる個室が必ず1つ設置されています。

 

身体の不自由な方による利用が優先されますが、あいている場合には授乳や着替え、気分が悪く横になりたい場合などでも利用することができます。

 

事前予約も可能ですが、予約は身体の不自由な方に限られます。それ以外の人は列車の中で車掌さんに申し出ます。

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多目的室とは

新幹線の多目的室ドア
一言でいうと、利用者の困ったを解決するための個室です。
最優先は身体の不自由な方向けです。1列車に1室ずつ設置された個室です。すぐ隣にはオストメイト対応の手すり付きトイレがあります。空いている場合は、授乳や着替え、体調不良の場合も利用できます。

 

中はどうなっているのか?
広さはだいたい畳一畳分ほど。中には折りたたみ式のシートがあり、ベッドのように平らにすることもできます。プライバシーを守れる個室になっているのが最大の特徴です。

 

どんなときに使えるのか?
「多目的」という名の通り、様々な用途がありますが、主に下記のようなケースです。

  • 授乳をしたいとき
    座席では授乳しづらいですが、施錠可能な個室なので安心
  • 体調が悪くなってしまったとき
    急な貧血や腹痛などで、どうしても座っているのが辛いとき。シートを平らにして横になれます
  • 着換えが必要なとき
    服を汚してしまった、あるいは身体の不自由な方が着替えを必要とする場合
  • 身体が不自由な方
    服を汚してしまった、あるいは身体の不自由な方が着替えを必要とする場合

などです。

 

こんな用途は使えません
多目的室は「困ったときの多目的室」で、休憩室や個室ブースではありません。一般的に困っていない場合は利用できません。列車内の車掌さんが利用可否を判断します。

  • 読書やゲームがしたい
  • 仮眠したい
  • 電話したい
  • 仕事がしたい

困った人がすぐに利用できるように常に空いている状態がいいのです。

 

 

JR公式ホームページの記載内容
最近では授乳での利用を比較的使いやすい表現となっています。

授乳等にご利用いただけるスペース(11号車「多目的室」)の扉にQRコードを設置し、お客様ご自身のスマートフォン等から乗務員をお呼び出し頂き、お申し出頂くことができるサービスです。
ただし、お身体の不自由なお客様のご利用がない場合に限ります。
なお、本サービスの利用は必須ではなく、ご利用を希望されるお客様は従来通り係員にお申しつけ頂くことでご利用することも可能です。ただし、ご希望が重なった場合など、ご利用いただけない場合があります。

出典:JR東海 列車の設備などについて

 

(数年前の掲載内容)
お身体の不自由なお客様のご利用がない場合は、授乳スペースとしてご利用いただけます。
ただし、お身体の不自由なお客様のご利用を優先いたします。
ご利用の際は、乗務員までお申し付けください。
※先約等によりご利用いただけない場合がありますので、ご了承ください。

 

 

 

多目的室の様子と設備

700系新幹線の多目的室
700系新幹線の多目的室です。↑
普段はカギが閉まっていて勝手に開けて入ることはできません。

 

700系新幹線の多目的室
同じ700系新幹線でドアが開いている状態の中の様子です。↑
最新のN700系でも設備はほぼ同じですが、中の座席や作りが若干違います。

 

 

 

N700系新幹線の多目的室
こちらはN700系新幹線の多目的室です。

 

座席幅は変わりませんが、700系新幹線と比べて入口部分から座席までが広くなりました。

 

座席をフルフラットにするとシングルベッドぐらいの広さになりますが、旧型の700系だとかなり狭くなります。
N700系ではフルフラットにしても同行者も動けるように広くなりました。

 

 

 

多目的室N700A
偶然とらえた利用後の様子。毎回だれかが利用するたびに頭部分のカバーを交換しています。衛生面でも安心です。

 

介助者用に折りたたみ椅子またはパイプ椅子があるので、随伴者の方もちゃんと座れます。

 

その他、荷物があげられる網棚、鏡、コンセントなどがあり、新幹線の中では一番快適に移動することができます。

 

 

 

多目的室の利用方法

予約して利用する

事前に予約ができるのは歩行が困難であるなど、身体の不自由な方に限られます。JRでは明確に定義はしていませんが、電話で申し込みます。

 

この身体の不自由である方が優先であることをご理解ください。そういった方が利用している場合は他の方は使えません。

 

予約する場合は事前に電話で問い合わせて予約します。インターネットによる予約はできません。

 

電話による予約は乗車の2日前までに行うのが基本ルールです。
前日でも可能なケースがあるようですが、介助の係員手配や降車駅への手配などJR側でも準備が必要なため2日前までの連絡を求めています。

 

電話での連絡時には、多目的室を利用したい旨とともに、以下の基本的な情報を伝えます。

  • 乗車日時、区間
  • 人数(おとな、こども、幼児)
  • 車椅子の場合は電動式や手動式、サイズ

※ハンドル形電動車いす利用の場合には利用条件がありますのでご確認下さい。

 

上記により、空席や係員の空き状況など確認後に折り返しの連絡があります。
予約ができたら切符の受取日を決め、窓口で名前と乗車時間を伝えれば受け取ることができます。

 

東海道新幹線

山陽、九州、西九州、北陸新幹線

東北、山形、秋田、上越

 

 

列車内で申し出る

身体に不自由がない限り予約はできないため、授乳や体調不良などは列車内で申し出る必要があります。

 

多目的室のドアに車掌さんを呼ぶためのQRコードがついています。スマホなどで読み取って利用してください。
(注意)下記写真のQRコードは利用不可。列車ごとに異なります。
多目的室のQRコード

 

QRコードでなくても、偶然列車内で車掌さんを見かけたら直接依頼しても対応してもらえます。

 

空きがあれば利用できますが、ただ単に使いたいという理由だと断られます。事情をきちんと説明してください。

 

多目的室の位置は次章をご参照ください。

 

(注)QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です

 

 

 

新幹線の多目的室の位置

多目的室の車両編成
上記は東海道新幹線のN700系(のぞみ)で、多目的室は11号車にあります。最も運行本数が多い列車です。

 

多目的室は新幹線の列車によって位置が違います。

新幹線の多目的室位置
路線 列車編成 位置 備考
東海道新幹線 16両編成 11号車 のぞみ
ひかり
こだま
山陽新幹線 16両編成 11号車 のぞみ
ひかり
こだま
8両編成 7号車 みずほ
さくら
ひかり
こだま
九州新幹線 8両編成 7号車 みずほ
さくら
6両編成 5号車 さくら
つばめ
東北新幹線 E5系 5号車 はやぶさ
E6系 12号車 こまち
はやぶさ
やまびこ
なすの
秋田新幹線 E6系 12号車 こまち
上越新幹線 E7系 7号車 こまち
北陸新幹線 E7系 7号車 こまち

 

 

多目的室利用の料金

無料で利用できます。

 

お持ちのきっぷが自由席、指定席、グリーン車にも関係なく追加料金なく利用できます。

 

障害者手帳(1種もしくは2種)をお持ちの場合は、新幹線自体の割引制度がありますのでご活用下さい。特急券は割引がされませんが、乗車券が半額になり、1種の場合は付き添い者も割引がききます。

 

 

 

まとめ

私は過去に家族で移動中に授乳のために一度利用したことがあります。赤ちゃん連れだからといって予約はできないため、多目的室には頼らないようにしています。利用は運次第ですからね。

 

授乳であれば授乳ケープや洋式トイレで我が家はなんとか乗り切りましたが、空いていると助かります。

 

休憩のために使いたい人もいるかと思いますが、こういったサービスは常に空いていることに価値があるんですよね。いつも混んでいると使う側もためらってしまう。だから空いているからって読書や横になって仮眠のためには利用できなくなっています。

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