最終更新:2024/05/11 13:07:27
新幹線の泊まり旅行で損している方は実に多いです。
一般的に国内の宿泊旅行では、
30%が交通費、21%が宿泊費に使われます。
(2019年 一般社団法人日本旅行業協会調べ)
10万円の予算で旅行する時、半分の5万円は交通費と宿泊費に消えます。残りが飲食、お土産、遊び代など。50対50の法則です。
これはもったいない。
旅行で節約しようと思ったら、狙いは交通費と宿泊費です。思い出になるお金は節約してはダメです。
超高級ホテルでない限り、宿泊先のことは覚えていないですよね。
この交通費、宿泊費を誰もが2~3割安くできるのが、新幹線+ホテルのパックを利用する方法です。
多くの旅行会社が取り扱う「国内ツアー」と呼ぶ商品です。
本記事では東京-名古屋間に絞り、私が7年間の出張経験から厳選した2つのサービスをご紹介します。
ネットで「ホテルパック」を検索すると、検索結果がクサるほど表示されて困るはずです。
しかし、長年利用していると結局は数社にたどりつきます。
理由はのちほど。
理由がどうでもいい人は今すぐJTB 新幹線+ホテル(PR)で予約してください。
最大手のJTB本体運営で、受け取り、質がワンランク違います。
更に詳しくご紹介していきます。
親会社 | JTB | JR西日本 |
---|---|---|
運営会社 | (株)JTB | (株)日本旅行 |
サービス名 | ダイナミックパッケージ JTBMySTYLE |
新幹線+宿泊パックツアー |
商品名 | (PR)JTB 新幹線+ホテル | JR・新幹線+宿泊セットプラン |
予約開始 | 6か月前 | 6か月前 |
予約締切 | 出発前日23:49:59 | 出発3日前 |
切符類の受取 | 駅の自動券売機 | 郵送・店頭 |
列車 | 自由に選択 | ツアー毎に指定 |
乗り遅れ | 購入時の条件による | きっぷの再購入 (一部後続列車の自由席も可) |
サイトわかりやすさ | ◎ | ○ |
上記2社以外にも沢山あります。近畿日本ツーリスト、
(PR)るるぶトラベル
などなど。掘り出し物があることは否めませんが、ハズレを引くリスクも高いことをご承知ください。
私も膨大な時間を使って7年使い続けましたが、落ち着いたのがこの2社です。
両社のサービスをそれぞれ詳しく解説します。
有名なJTBが手掛ける国内旅行のパッケージです。移動手段と宿泊先を自由に組み合わせられます。急いでいる時は「のぞみ」利用、時間があるときは「こだま」で安くなど「時間」と「お金」が調整できます。
東京、名古屋の間は最強です。
便利な分だけ日本旅行よりも1割ほど割高ですが、初めてでも安心して利用できます。
JTBはJR系列ではありませんが、昔から旅行業でJRと組むことで良い関係があります。JR東日本、JR東海合わせるとJTBの筆頭株主(35%保有)になります。
この利便性が他には無い。これが一番便利!
新幹線に乗るために切符を受け取る必要があるのですが、JTBは指定席券売機で発券できます。他社は郵送であったり、例えばJR東海ツアーズの店舗受け取りであったりします。
↑窓口が混んでいたりすると受け取りが面倒くさい
JTBは指定席券売機で受け取りができます。JTB切符の受け取り手順(公式サイト)
JTBのホテルパックが最強の理由その2はギリギリまで予約できる点。前日23:49分まで予約できます。
日本旅行では3日前が限度。他社でも前日はキャンセルや売れ残り物件がほとんどです。
JTBではのぞみ、ひかり、こだまが自由に選べます。
他社で安いプランだと「こだま号」自由席なんてのもあるので時間もかかるし、座れない可能性もあります。そこまで心身を削って節約する気はおきません。
JTBで列車を選ぶ際に「こだま」だと一番安く、「のぞみ」を選ぶと1,000円程度追加料金が必要です。時間とお金を都度選択できるようになっています。また、混雑する時間帯によっても料金差がつけられています。
更に!
座席位置まで指定できます。これはJR公式のEX予約以外にありません。
空いていそうな座席やトイレが近い席、車両真ん中あたりなど自由に指定できます。
旅行におけるトラブルの70%は旅行会社とのトラブルです。( 日本旅行業協会調べ)
非常識なプランやだまし討ちのようなトラブルに巻き込まれるケースが少ないのが大手にしかない安心感です。
東京-名古屋間のホテルパックプランでは20,000円台からありますが、25,000円ぐらいからきちんとしたホテルが利用できます。
新幹線の往復は2万円以上するので5,000円ぐらい浮きます。
焼肉いけますね。
▽JTB 公式サイト↓
ご両親が新婚旅行は日本旅行だった。という人も多いと思います。
ひいきにしてもらっています。
日本旅行では、今でもJRの発券機を所有しており、一定の枠内で指定券が発行できる強みがあります。
誰もが知るリクルート社の有名な「じゃらん」があります。
「じゃらん」の新幹線パックは、実は日本旅行のものです。知らずに予約していると、日本旅行でサイトで予約していることに気づかないと思います。
両社は業務提携しており、新幹線パックは日本旅行が手掛けているのです。
日本旅行の新幹線とホテルのパックは、全国展開している点で強みがあります。
他社は地域が限られているケースが多いのですが、新幹線が走っている地域であれば日本旅行は全てプランがあります。
全国を移動する場合、毎回利用するサイトを変えるのが面倒なら日本旅行が確実です。
泊まり旅行・出張では、交通費が一番大きく総額の30%を占めます。
つまりは新幹線が高いということです。
しかしこの新幹線は独占市場。
特に東海道新幹線を持つJR東海はウハウハでJR東日本よりも儲けが多い。
(営業利益:JR東海6,561億,JR東3,808億)2020年3月期
(営業利益:JR東海4,800億,JR東2,800億)2024年3月予
宿泊先はいくらでもあるので交渉次第ですが、新幹線はなんともならない。
JR東海と仲良くないと、割安なプランが組めない。
JR独占しすぎ。
どのような結果となるかというと、
というようなところで価格を下げる努力をするのです。
全てのケースに当てはまるわけではないが格安のプランは高確率で、厳しい条件なので要注意。我慢を強いる結果になります。
色々な旅行会社やサイトで調べても、安くするプランが組めるのは数社です。
例えば、楽天トラベル、Yahooトラベルは独自プランもありますが、私は嫌いです。
旅行会社がごちゃ混ぜなので、きっぷ受け取り方法やキャンセル方法などルールが毎回違うからです。
きっぷの受取方法、変更やキャンセルなど予約先によって違うため、いちいち確認するのが面倒でたまりません。
予約は確かに便利です。いろいろな旅行会社のプランを網羅しているからです。申し込みの手続きとか受け取りなど確認が苦痛でなければおすすめします。
5年ぐらい前になりますが、出張で格安のホテル+新幹線パックを見つけたので某サイトより予約しました。
きちんとチケット類も送られてきて、問題なかったのですが、問題は指定されたホテルです。
歩道橋の工事中でかなり歩くし、ホテルが改装中だったので塗装の臭いで気分が悪くなりました。
汚いとか、狭いのは仕事で寝るだけなので我慢できますが、臭いだけは辛かった。
よく見たらホテルのホームページが改装中なので一部騒音、振動がありますとの表記。臭いはなかったぞ・・・
激安だったので文句が言えないかもしれませんが、ホテル+新幹線パックを予約するページにはそのような記載はほとんどありません。
そういった激安系を選ぶ場合は、ホテルのホームページもちゃんと確認する必要があります。事故物件とかも怖い・・・
JTBや、日本旅行がパックにするホテルはそのようなものは含まれません。
大手として信用問題にかかわりますからね。
どうでしたか?
じっくりホテルパック各社を比較するか、あきらめて新幹線と宿を別々に予約する手もあります。
最初はワクワク感がありますが、だんだんと面倒になってくるはずです。だから、日本旅行業協会の統計で、ほとんどの人が交通費と宿にお金をかけている数値がでるのです。最後妥協してしまうから。
とにかく一番の激安を探すのであればもっと時間かけて調べて下さい。
そうでなければ30%は安くできるJTBか日本旅行で探して時間を節約しましょう!
▽日本旅行 公式サイト↓