小学生が新幹線に乗車する場合、大人の半額の「こども」料金になります。
半額の料金を払うことで、大人と同じ権利があります。これは東海道新幹線に限らず、全国の新幹線、JR在来線で同じです。
小学生が新幹線を利用する場合の料金やルールなど詳しくご紹介します。
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小学生は「こども」に分類されるため、乗車券、特急券がそれぞれ半額になります。
ただし、グリーン車を小学生が利用する場合、グリーン料金だけは大人と同じ追加料金が必要です。
多くの在来線でも新幹線と同様の体系です。子供料金は大人の半額となり、10未満は切り捨てになります。
例えば、大人料金が30円だとしたら子供は15円ではなく、10円です。
料金の実例(東京~新大阪)の指定席
グリーン利用する場合はグリーン料金5,400円が上記とは別に必要です。
グリーン料金には子供料金の設定はないため、子供がグリーン席を利用する場合には大人と同額のグリーン料金が必要です。
現在、ネット上には子供料金が検索できるサイトはなかったため、作りました!
区間、列車を入力して検索すれば自由席、指定席、グリーンそれぞれの大人、こども料金を計算してくれます。
なぜか大手のYahoo乗換案内、ジョルダンでも子供料金は表示してくれない。
結構複雑だからですかね。
もしよろしければお役立てください。
小学校に入学する年の4月1日から、小学校を卒業する年の3月31日までが「こども」扱いになります。この定義は、文部科学省が定める学校教育法施行規則に従っています。
3月31日、4月1日が境となるため、入学式や卒業式は関係がありません。入学式がまだだからといって、幼児(無料)で乗車するのはルール上NGなのです。
逆に小学校の卒業式後でも、3月31日までは子供料金になります。
中学校入学の年の4月1日より大人料金に切り替わります。倍違ってくるので移動するなら3月31日ですね。
子供の切符の場合、右上に「小」のマークがあります。「子」ではなく「小」です。違いは料金と、切符上の印字だけです。
子供用のきっぷで改札を通過すると、ピヨピヨと音がなって「こども」用のランプがつきます。
この点は在来線と同じで、駅員さんがチェックしています。大人が子供用のきっぷで改札を通るとすぐに見つかりますよ。
まとめると、中学生以上が大人料金、小学生は子供料金、未就学児が無料(ただし、席は基本的には利用できない)です。
小学生になるまでは無料で乗り放題ウシシ!と思っていましたが、子供は3歳になるころから、自分の席を欲しがるようになります(泣)。本当は無料なのに子供料金を払う目にあいます。
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